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仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。

最近ハマっている仮想通貨の話をしつつ、趣味の狩猟や旅行、料理の話なんかを書き散らかすブログです。

リアル・ゴールデンカムイその2!ヒグマの肉とオソマ(味噌)を使って「ヒグマ汁」を作ってみましたよ~!

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当ブログの人気シリーズ「リアル・ゴールデンカムイ」の第3弾、
今回は「ヒグマ汁」をお届けします!


ちなみに「ゴールデンカムイ」の主人公である
「杉元佐一」とヒロインの「アシリパ」さんですが、
実は作中ではまだヒグマの肉を食べていません。

これはもしかしたら意図的にやっているんじゃないか…?
と、鈴木はちょっと興味を持って見ています。 
(2017年4月11日追記:最近の連載分でヒグマのオハウを食べる機会はありましたが、とある事情から結局杉元一行はヒグマのオハウを食べませんでした。これはやはり意図的にやっている可能性がありそうですね。) 




ちなみにヒグマが純粋な食材として登場したのは、
単行本第3巻(↑)の「ニヘイゴハン」が最初になりますね。
ニヘイゴハンはあまりに野性的過ぎるので(笑)、
ぜひアシリパさんに美味しいヒグマ料理を作ってもらいたいものです。
 
とはいえ、うちの冷蔵庫にはヒグマの心臓もまだ残っています。
なので、暇を見てニヘイゴハンの「心臓焼きましたっ」を作ってみようと思います。
楽しみにしていてくださいね。



さて、というわけで今回はヒグマの汁物です。
ゴールデンカムイの単行本も4巻が発売され、
アシリパさんのオソマ(う◯ちではなく味噌)に対する抵抗も薄れてきましたね。

なので今回はちょっと贅沢に、
ヒグマを味噌仕立ての汁物に仕上げてみました。

元々のアイヌ文化には味噌は無いので、
今回のレシピはいわゆる和人風の「熊汁」になります。

アシリパさん達アイヌの方が作るような「キムンカムイのオハウ」は、
こちらの記事をご覧下さいね。見た目が随分違いますよ~。

さて、今回の熊汁の材料ですが…

・ヒグマの肉(部位はどこでもOK)
・ごま油(熊の脂身を使ってもOK)
・にんじん
・ごぼう
・キャベツ
・椎茸
・長ネギ
・味噌
・みりん
・醤油
・砂糖

となります。

一部の材料のみレア過ぎます(笑)が、
その他の材料は恐らく家の冷蔵庫にあるかと思います。
根菜類が多い方が美味しいので、色々見繕ってくださいね。

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まずヒグマの肉を一口大に切っていきます。
ヒグマはツキノワグマに比べ筋繊維が太く硬めなので、
少し小さめに切った方が食べやすいかと思います。

今回は大きな肉塊を取ったあとのスジ肉や、
ヒグマの横隔膜(いわゆるハラミ)などを使っています。
骨があった方がいいんですが、お肉だけでも十分いいダシが出ますよ。

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鍋にごま油を敷いて軽く熱し…

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ヒグマの肉と人参などの根菜類を入れて炒めていきます。

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ごぼうも追加。
これがあると無いとでは結構味が違ってきますね。

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キャベツ、椎茸も追加。
しっかり炒めた方が美味しいですよ。

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お水を入れて、煮込んでいきます。
アクをひくのを忘れないで下さいね。

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この間に調味料を準備。
砂糖を切らしていたので黒砂糖を使うことに(笑)。
ま、味を見ながら入れていけば割と何とかなるもんです。



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いい感じに煮立ってきました。
アクも出ているので随時取り除きます。

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調味料を入れていきましょう。
先ほど上で載せた調味料とお味噌(オソマ)を投入。
お味噌汁と違って、火を止めてから最後に入れるのはNG。
味噌を入れてからじっくり煮込んでいきましょう。

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いい感じになってきたら長ネギを加えて…
出来上がり!

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なかなか美味しそうに出来ましたね~!

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ヒグマの肉はこのくらいに切っておいた方が食べやすいです。
ロースなどいい部位が使えるなら、
半解凍の状態で薄切りにするのはアリです。

以前の記事でも紹介したかもしれませんが、
ヒグマの肉や骨は非常に上品なダシが出ます。

いわゆる獣臭さは微塵も無く、
むしろ牛鍋(いわゆるすき焼き)の方が匂いを感じるくらい。

味もクリアー過ぎて物足りないくらいなので、
多少しっかり目に味付けしておいた方が美味しいですね。

ただし、これは獲れたヒグマをすぐに処理して、
かつ保存にもきちんと気を使った場合に限ります。



実はヒグマの肉、
冷蔵庫程度の温度では
すぐに腐敗してしまいます。


腐敗、とまではいかないまでも獣臭が強く出てきます。
真空パックしていても冷蔵庫の温度ではすぐに獣臭が出てくるので、
保存する際の温度が大きく関係しているようです。



こちらの本(↑)を参考に、
凍らない程度のごく低温で保存して長期熟成させるか、
それが無理ならすぐに冷凍庫に入れて凍らせてしまいましょう。

冷凍してしまえば獲った直後の状態で保存しておくことができますよ。

ヒグマの肉は本当にタンパクというかクセが無いので、
調理法の幅が非常に広いです。

焼いてもいいし煮込んでもいいし汁物にしてもいいし…
鹿に比べると扱いやすいかなと思います。

なかなか手に入らないのが難点ですが、
もし調理する機会があったらぜひこのブログを参考にしてみてくださいね。 





【 当ブログのジビエ系一番人気記事 】
誰でもできて絶対失敗しない、超簡単なエゾシカローストレシピ! 

焼きすぎるとすぐに硬くなってしまう鹿の肉を、絶対失敗せず柔らかくジューシーに調理できる方法をご紹介しています。
工程も非常に少ないのでぜひお試しください。 



当ブログのヒグマ料理関連記事はこちら!
(2017年4月18日現在)

『ヒグマのロースト食べ比べ 0歳・1歳・6歳 ソース・グランヴヌール』!!濃厚なソースに赤ワインが合いますね~。

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ちなみに今回料理に使ったヒグマの肉ですが…
(ちょっとショッキング画像かもしれないので、下の方に載せますね)






















































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ご覧の通り!素晴らしい脂の乗りでしたよ。
上手に熟成させることができれば、
最高ランクの牛肉の赤身に匹敵する旨さです。

そういう時はソースも凝ったものを作りたいですね。 



『リアル・ゴールデンカムイ』シリーズ記事一覧!

その1.
 『リアル・ゴールデンカムイ!ヒグマのオハウ(ヒグマのチタタプ入り)を作ってみましたよ!』

その2.
 『リアル・ゴールデンカムイその2!ヒグマの肉とオソマ(味噌)を使って「ヒグマ汁」を作ってみましたよ~!

その3.
リアル・ゴールデンカムイその3!ニヘイゴハンの「心臓焼きましたッ」を作ってみましたよ~!』 

その4.
リアル・ゴールデンカムイその4!第4巻登場の「ユクオハウ(エゾシカのオハウ)」を作ってみましたよ~!

その5.
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キノコやタヌキを採って(獲って)食べてます。アパート買って直したり仮想通貨投資もしてます(原資は狩猟でゲット)。また2019年北海道北見市にフランス料理の惣菜店兼レストランを開業予定。 狩猟採集でゲットした獲物も提供していきますよ〜!
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