bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。

最近ハマっている仮想通貨の話をしつつ、趣味の狩猟や旅行、料理の話なんかを書き散らかすブログです。

「エゾタヌキのコンフィ サラダ仕立て」とチリの安ウマピノ・ノワール「エコ・バランス エミリアーナ・ヴィンヤーズ」は相性バッチリ!

image_8

なんとなーくチリワインというとカベルネ・ソーヴィニヨン!
といった印象が強い鈴木なんですが、

今回ご紹介するのはチリ産の安ウマピノ・ノワール、

エコ・バランス エミリアーナ・ヴィンヤーズ
(Eco Balance Emiliana Vinyards)

です!
いやこれ、安いわりになかなか美味しかったんですよ。
コノスルも美味しいですが、これもいい感じです。

これまで、安いピノは酸っぱいだけであまり美味しいのに
当たった事が無いんですが、この「エコ・バランス」はこの値段で
ありながらピノ・ノワールらしさがきちんと出ている気がします。

ピノらしくラズベリーのような果実の香りがふんわりと。
ただ、それほど複雑な香りではありません。
シンプルで可愛らしい感じ。穏やかです。


味は軽い酸味とさらっとした後味で軽快。飲み疲れしないですね。
とはいえ軽いだけではなくそこそこの渋みもあります。
開けてからもすぐヘタれたりしないのは嬉しいところ。

これは少し冷たくして飲んだ方が美味しいでしょうね。
軽口なんですが、ただ軽いだけではなくバランスが良いです。


どんな料理に合わせるべきかちょっと悩みましたが、
ジビエでも重たすぎる料理に合わせると負けてしまうと思い、


image_7

「エゾタヌキのコンフィ」

と合わせてみることにしました。
コンフィとは低温の油で煮る調理法の名前で、
ヨーロッパでは鴨のもも肉のコンフィがとても有名ですね。

鴨をさばく時に出た脂を使って作るので経済的で、
かつ非常に長持ちする昔ながらの保存食です。

今回作ったエゾタヌキのコンフィもすぐ食べるつもりはなかったんですが、
作ってからちょっと味見してみたらめちゃくちゃ美味しかったので…
ついワインと合わせて食べたくなっちゃいました(笑)。

タヌキ捕獲~精肉~コンフィ作成までの様子は次回紹介していきますね。
この時期のタヌキは脂ののりが素晴らしく、
「タヌキ自身の脂を使った、本当の意味でのコンフィが作れるんじゃないか?」
と思えてしまうくらいコロンコロンしています。

今回はサラダ仕立てにして少し軽く食べられるようにしてみました。
タヌキだと思わなければ(笑)見た目だけは高級っぽく見えると思います。


まずはサラダを作っておきます。
普通の野菜サラダでOKなんですが、
柿や梨のような甘みの強くない果物をスライスして混ぜ込んでおくと、
ちょっと秋らしい仕上がりになりますし、味に変化が出て美味しいですよ。

image_14

続いてタヌキのコンフィを取り出し、
キッチンペーパーで余計な油を拭きます。
 
image_0

脂の面をフライパンにあて、
脂を抜くようにじっくり弱火で火を入れていきます。
強火だと表面だけが焦げてしまい脂が抜けないので注意。

image_4

いい感じに焼けてきました。
脂が染み出てきますので適宜キッチンペーパーで吸い取りましょう。
しっかり焼けたらキッチンペーパーを敷いたバットなどに取り出しておきます。

image_5

ソースはワインを使わないドレッシングに近いもの。
コンフィを取り出した後のフライパンを拭き、
そこにサラダ油とレモン汁、白ワインビネガーと塩コショウをします。
味見しながら適宜調整してください。少し酸味が強い方が合いますよ。

image_2

もしあればこの「オリーブハーブソルト タイム」を。



image_1

タヌキとの相性はバッチリです。

image_3

ついでに余裕があればこちらのトリュフ塩も。

  黒トリュフ塩 30g タルトゥフランゲ

  黒トリュフ塩 30g タルトゥフランゲ
価格:1,598円(税込、送料別)


味が重層的になり、ワインとの相性も良くなります。

ソースの味が決まったら野菜とタヌキのコンフィを盛り付けて…

image_7

ソースを温かい状態のままザバッと。
その上から黒胡椒をガリガリ引けば完成です!

う~ん、うまそう。

image_8

ワインもしっかり準備して…

image_9

乾杯!

image_10

タヌキの脂は層状になっていて、熊の脂ととてもよく似ています。
脂がひとかたまりになっているイノシシやアナグマとは違いますね。

赤身の部分は上品なラム(仔羊)の風味。
ただ、ラムよりもずっと味が濃くて複雑。
かつ脂があっさりしていてくどくありません。
噛むたびに旨みがじわりと染み出てきて、たまらないですね。

タヌキは雑食性なので時期を外すと酷い味の個体にあたりますが、
秋口でコクワやヤマブドウを沢山食べている個体だと素晴らしい味ですよ。

image_11

狙い通り「エコ・バランス」との相性もバッチリ!
これが濃い系のボルドーなんかだとちょっとワインが勝ちすぎましたね。
ピノ・ノワールらしい華やかで軽快な感じが非常によく合います。

またタヌキは味がラムに似ているので、香草との相性が良いです。
今回はコンフィを作る際にローズマリー、
ソースの味付けにタイム入りの塩を使いましたが、
この2つの香草はベストマッチといっても良いでしょう。
もし自分で作られることがあったら(ないか(^_^;))ぜひ試してみてください。

image_13

ペロリと完食。
子供が寝静まった後の、こっそりお楽しみタイムでした(笑)。



これまでのタヌキ料理関係を下にまとめてみました。
もしご興味がある方はぜひ。


image_1

ヒグマとエゾタヌキのハツネギ(心臓の塩ダレ炒め)!



68a2567a.jpg

(アナグマじゃない)リアルなタヌキ汁を作ってみました!


今度の記事ではコンフィの作り方をまとめてみようと思います。
簡単な捌き方も紹介していきますね。 



【 当ブログのジビエ系一番人気記事 】
誰でもできて絶対失敗しない、超簡単なエゾシカローストレシピ! 

焼きすぎるとすぐに硬くなってしまう鹿の肉を、絶対失敗せず柔らかくジューシーに調理できる方法をご紹介しています。
工程も非常に少ないのでぜひお試しください。  

Comment

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
キノコやタヌキを採って(獲って)食べてます。アパート買って直したり仮想通貨投資もしてます(原資は狩猟でゲット)。また2019年北海道北見市にフランス料理の惣菜店兼レストランを開業予定。 狩猟採集でゲットした獲物も提供していきますよ〜!
QRコード
QRコード
お勧め楽天商品!
お勧めアマゾン商品!
記事検索
アーカイブ
仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。