こんにちは、鈴木です。
鈴木は料理が好きなので、ジビエを調理する際は毎回凝ったソース(↑)を作ったりしちゃいます。
が!
そもそも普段は料理そんなにしないし、面倒くさい!
というのが世の皆さんの本音かと思います。
そこで今回は鈴木が教える…
誰でもできて絶対失敗しない
かつ超美味しい
エゾシカローストの簡単調理法を伝授しちゃいます。
必要なのはこちら。
サーモス シャトルシェフ
いわゆる保温調理器ですね。
少々お高いですが、これがあると他の煮込み系の料理(カレーなど)もめちゃくちゃ短時間で終わります。
一家に一台あって困ることは無いので是非これはゲットしておいてください。
続いて…
調理用温度計
これはLEDバックライト付きで、0.1度単位まで測れるのに999円、しかも送料無料(!)という優れもの。
説明書が英語だそうですが、レビューを見る限り使用するのは簡単なので特に問題ないとのこと。
道具立ては以上です。
え?これだけ?って?
そうです。
あとは何も必要ありません(笑)!!
あ、もちろん肉は用意する必要がありますので…
エゾ鹿肉 ロース ブロック(500g)ジビエ料理/エゾシカ/蝦夷鹿/えぞ鹿/生肉/精肉/ベニソン/業務用/ステーキ【ギフト/お中元/お歳暮】 価格:3,200円 |
こういったお店で買っておいてください。
ちなみに部位はロースでもモモでもOKです。
当然ですが薄切りなどにはしないでくださいね。
鹿肉は厚い方がジューシーで美味いですから。
さて、調理の手順は以下の通り。
1.エゾシカの肉(1人分200gで調理するとします)を冷蔵庫から出して常温に戻し、塩胡椒する。
2.ジップロックに詰めてサラダ油を少し入れ、空気を抜き密閉。
3.シャトルシェフにお湯をたっぷり入れ、68度くらいまで暖めて肉をぶち込む
4.30分~1時間ほど放置プレイし、肉の芯温が63度まで上がっているかチェック
5.肉を取り出し、油を敷いたフライパンで表面をさっと焼けば完成
これだけです。いかがですか?超~~~~簡単でしょ?
簡単すぎてコツらしいコツすらありませんが、最後で肉を焼き締めすぎるとガチガチになってしまうので、あらかじめフライパンを強火にかけておいてガッと焼き色を付けるのがお勧め。
肉の芯温が低い場合はもう一度火にかけてお湯の温度を上げ、芯温63度までもっていきます。
(肉の温度が低すぎるとE型肝炎ウィルスが死滅しない)
気になる方は芯温63度の状態で30分維持し続ければ、厚生労働省が定める規格基準を満たすことができますよ。
また一度に暖める肉の量が多いとお湯が冷めるのも早いので、その場合は最初からお湯の温度を5度ほど高めにしておくと良いでしょう。
200g程度で調理するのであれば、上記レシピでほぼ間違いなく…
こんな感じのロゼ色に焼きあがった最高に旨いエゾシカ肉が焼きあがるはずです。
ちなみにソースはスーパーに売っている普通のローストビーフのタレで十分。
薄切りで焼肉にするより断然美味しいので、是非試してみてくださいね。
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こうして羅列してみるとやたらタヌキが多いですね(笑)。
実際はキジバトやらヒヨドリやらウサギやらエゾシカやらも獲ってるんですが、どうしてもネタになりそうな獲物をピックアップしてしまう傾向があるみたいです(^_^;)
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工程も非常に少ないのでぜひお試しください。