こんばんは、鈴木です。
今回は知床方面をプチ旅行した際の簡単旅行記です。
あえて網走方面を通らず、内陸の大空町東藻琴などを通ってみました。
ちなみに今回通ったルートはこんな感じ。
北見市内からだと片道100キロくらいなので、
あまり飛ばさなくても楽々日帰り観光できる道のりです。
網走経由で知床に行くルートはもう飽きた~!
という旅好きな方には、このルートは結構お勧めです。
なーんにもないですけどね(笑)。
というわけでしゅっぱーつ!
裸の大将そっくりな娘(笑)。
お腹が…
北見から東藻琴町の「乳酪館」までは約45キロ。
チーズ作りのいろいろを学べたりなかなか楽しめるんですが、
大抵の方はここのミルクソフトorカマンベールソフトクリームがお目当て。
ご覧の通り、展示そっちのけで皆さんソフトクリームに並んでます。
現在は大空町に併合されてしまいましたが、
東藻琴村は美味しいチーズを作るので有名だったんですよね。
鈴木達は帰りに買うことにして、とりあえずここは退散。
並ぶの嫌ですし(笑)。
更に40キロ東へ進むと知床の玄関口である斜里町へ到着。
知床斜里駅より東に進む汽車(電車じゃないですよ)は無いので、
公共交通機関で知床に向かうのであればここからバスに乗る必要があります。
知床斜里駅からほど近くにあるのが「道の駅 しゃり」。
オホーツク海の海の幸を中心に、エゾシカを使ったぎょうざや北海道名物のいもだんごなど、
色々取り揃えています。ちなみにここで売っているサクラマスの一夜干しは絶品。
観光地価格かもしれませんが、一度買う価値はある美味しさです。
ほっけの一夜干しやカラフトマスなども取り扱っています。
稀にケイジ(鮭児)があったりもするのでお見逃し無く。
道の駅しゃりから道路を挟んだところにあるのが、
「知床キッチン 熊湖(くまこ)」。
鈴木も初めて入るお店だったんですが、これが意外といけたんですよ!
地元の食材を一度に味わえる「知床ブランド御膳」も惹かれますが、
なんとお値段2,100円(税込)…
いくらいいものを揃えているとはいえ、
本州から来ているわけでもないので観光地価格のメニューはパス。
しかしですねぇ…
この知床ブランド御膳のお品書き、なかなかそそるんですよ…
・斜里町前浜のいくら醤油漬け
斜里の前浜で水揚げされる秋鮭の卵をオリジナル醤油だれと
職人の技で漬け込んだ一品。
粒の芯まで醤油をしみこませるノンドリップ製法を採用。
・鮭親子漬け
自慢のいくらと鮭のルイベを独自の調味液で合わせてみました。
・オホーツクサーモン(からふとます)の花笠漬け
脂のりの良いカラフトマスに塩、麹、米を三五八の割合で漬けて熟成。
・サチク赤豚
大麦主体の植物性の餌で育てられた道東では結構有名なブランド豚です。
しょうが焼きにして提供されているようでした。
・鮭酢〆
斜里の前浜で水揚げされた雄の鮭を塩でしめ、
酢とワインで調味し熟成。
・エゾシカ餃子
知床は養鹿(ようろく、と読みます)施設があるんですよねぇ…
我々が住んでいる北見市では、スーパーでここのエゾシカが買えます。
ギョウジャニンニク(アイヌ語でプクサなど)入りでなかなか食べ応えのある餃子。
・斜里産ニンジンジュースゼリー
100%斜里産のニンジンジュースで作ったゼリー。
・知床産でんぷん団子
これは知床しゃりブランド品ではありません、とのことですが、
実質この商品が一番北海道っぽい気がしますね。
ただジャガイモのでんぷんを練って焼いただけの団子なんですが、
中に金時豆が入っていて素朴な甘さが楽しめます。
とまぁこんな感じで、結構こだわって作られているようです。
遠方から来られる方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
とはいえ鈴木は地元民なので、外れの無さそうな、
知床産一夜干しサクラマス定食(1,102円)をチョイス。
どうせサクラマスの切り身がぺろっとあるだけだろ、
なーんて甘く見ていましたが…
サクラマス半身って(笑)。
これで1,102円(税込)だと利益かなり圧縮されるんじゃないですか?
しかもこのサクラマス、見た目のボリューム感以上に味がいい!!
確かさっき見た道の駅では1枚1,500円くらいだったと思いますが、
これほど美味いなら土産品として買うのは全然アリですね。
(地元民なのに買ってしまった…)
嫁さんは何故かスパゲティにミートソースとカツが載っている、
釧路のB級グルメっぽいものをチョイス(笑)。
いや、これが正常な地元民の選択かもしれませんが(^_^;)
これもまた、意外(と言っては失礼なんですけど)に美味しくてびっくり。
なんだここ?思ったより本格的な店なのか…?と、
ちょっとゴローちゃん的に(脳内で)つぶやいてしまうくらい、
きちんと「ウマいもの」が出てきて驚きましたよ。
お酒も北海道の地酒がそこそこ揃っていた気がするので、
知床ブランド御膳をつまみ兼食事として楽しみつつ、
北海道の地酒をグイグイいくというのもアリだな…
なんて思ってしまいました。
う~ん、こういうとこで美味しいと嬉しい誤算に感じますね。
予想外の美味しい食事に満足したら、
水の質が良いことで有名な「来運神社」へ。
雰囲気が「もののけ姫」に出てくる「シシ神の森」っぽいとのことで、
ちょっと行ってみたかったんですよね。
おぉ~、確かに苔むしててそれっぽい感はあります。
が、有名すぎるのか観光客が多くて情緒は無いです(笑)。
美味しい水(硬水っぽかったですね)を沢山汲んで、退散。
ここの近くにはこの水を使った美味しいお蕎麦屋さんがあるので、
観光の方はぜひ行ってみるべきだと思います。
蕎麦処「らいうん」というプレハブの小さい小さい店で、
食べログでも3.5の高得点を挙げている隠れた名店です。
夏季は月水金の3日が休みなので、行くならスケジュール調整必須ですね。
来運神社を後にしたらそのまま元来た道を戻って再度「乳酪館」へ。
ここでソフトクリームを食べたら…
自由に子供を遊ばせることのできる広場がすぐそばにあるので、
ここでのんびり散歩しながら休憩。
芝生の感触が嫌なのか、泣きまくる娘(^_^;) ゴメンネ
いや、ほんとになーーんにも無いところなんですが、
それだけにのんびりできるんですよね。人も少ないですし。
たまにはこういう、のほほんとした旅行もいいかなと思います。
ぜひ機会があれば行ってみてくださいね。
今回行った知床しゃりの道の駅から至近のホテルがこちら。
天然温泉付きで部屋も非常~~~~に綺麗です。
ウトロに比べてこの辺はまだ交通アクセスが良いので、
知床観光前に一泊しておくとかなり旅程が楽になります。
斜里の町はそれなりに夜食べるお店もあるので、
(逆にウトロまで行ってしまうとホテルで食べるしかほぼ無い)
地元民が食べている食事が食べたい!という場合は、
実はウトロに泊まるより斜里の方が良かったりするんですよ。
知床里味ブランド一夜干し50 |
めちゃめちゃ美味い一夜干しセット。
北海道は魚の種類に乏しいのが難といえば難ですが、
やはりそれを補ってあまりある味の良さがありますね。
るるぶ知床 阿寒 釧路湿原 網走【電子書籍】 |
買いに行くのが面倒臭い、注文して届くまでのタイムラグが嫌、
という方のために電子書籍のるるぶを。
PCの前にいながら観光雑誌が読めるのは今の時代ならではですよね。
今回の記事はかなりニッチなところを突いているので、
オーソドックスな観光地を確認したい時はこちらをどうぞ。
というわけで、久々の道東観光シリーズでしたがいかがでしたか?
他にも面白いところ、美味しいところは色々ありますので、
どんどん紹介していこうと思います。お楽しみに!