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仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。

最近ハマっている仮想通貨の話をしつつ、趣味の狩猟や旅行、料理の話なんかを書き散らかすブログです。

リアル・ゴールデンカムイその4!第4巻登場の「ユクオハウ(エゾシカのオハウ)」を作ってみましたよ~!

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こんにちは、鈴木です。
今回は「ゴールデンカムイ」第4巻に登場する、

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「ユクオハウ(正しくは「ク」が小文字)

を作りますよ!



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4巻冒頭で二瓶を倒した杉元達。
毒矢で傷ついた谷垣を連れてアシリパさんの村で逗留するわけですが…

そこで登場したのがこちら!

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煮込んだエゾシカの肉にプクサキナ(ニリンソウ)とプクサ(ギョウジャニンニク)を入れた汁物です。

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皆さんが「ヒンナヒンナ」と食べられるように、今回も調理の流れを沢山の写真で紹介していきますね。
(おまけですが、最後にアシリパさんが所望したオソマ入りも作りました)


「ユクオハウ」の材料はこちら。

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エゾシカのモモ肉、昆布、少量の塩、干したニリンソウ、そしてギョウジャニンニクです。

「え!?これだけ!?」

と思うくらいシンプルな材料ですが、昆布とエゾシカの出汁にニリンソウとギョウジャニンニクの風味が相まって、和食でも洋食でもない、実に滋味深い味わいの汁物が出来上がります。

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まずは水に昆布を浸し、ごく弱火で加熱します。
決してふきこぼれないようにしてくださいね。

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そしてほんの少量の塩を入れます。
エゾシカの肉から出汁を引き出すための塩なので、ごく少量でOK。

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エゾシカのモモ肉です。
余計なスジを引いて掃除しました。

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とても綺麗な状態です。
捕獲してからあまり日が経っていませんが、洋食では無いので特に熟成させる必要はありません。

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少し厚め(3mmくらい)にスライスします。

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こんな感じです。

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肉を切っている間に昆布からいい出汁が出始めました。
味見をしてもう良いなと思ったら…

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昆布を取り出します。
続いて…

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先ほどスライスした鹿肉を投入。
後はじっくり…

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箸で肉がほぐせるくらいになるまで煮込んでいきます。
昆布のダシ+エゾシカのダシが出て、このままでも美味しいお吸い物です。

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そこに干したニリンソウ(プクサキナ)を投入。
ニリンソウは肉との相性が非常に良いため、アイヌ料理では欠かせない山菜の一つです。

最近の連載ではニリンソウのストックが無くなって、アシリパさんが大ショックを受けていましたね。

ただ、自分の父親が黒幕「のっぺらぼう」だと知った時より食材がなくなったことの方にショックを受けるのは(娘として)どうなのよと思いますが(笑)。

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干したニリンソウには独特の香りとシャキシャキした歯応えがあって、この風味がアイヌ料理らしさを演出している気がします。

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続いてギョウジャニンニク(プクサ)を適当な大きさにカット。
ギョウジャニンニクは干したもののストックが無かったため、普通にスーパーで買ってきました(笑)。

ギョウジャニンニクは近場でも結構採れるので、今度「リアル・ゴールデンカムイ」をやる時は採取したものを使いますね。

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これも鍋に投入。

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 軽く火が通るまで煮込んだら…

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器に盛って「ユクオハウ」の完成です!
そのままでも美味しいスープにプクサとプクサキナの複雑な香りがプラスされ、非常~~~に完成度の高い汁物に仕上がります。



旨みが強いのに塩分控えめなので、健康にもいいですよ。

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柔らかく煮込んだ鹿肉とプクサ、プクサキナを一緒にパクリ。
うんうん、美味いです。

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リアル・ゴールデンカムイでギョウジャニンニクを使ったのは初めてですが、ヒグマに比べるとエゾシカは特有の香りがあるので、このギョウジャニンニク(プクサ)が匂い消しのハーブ代わりになってますね。

昆布・エゾシカ・ニリンソウ・ギョウジャニンニク。
どれが欠けても完成しない完成度の高い料理だと思います。



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合わせるのはもちろん北海道産の日本酒!

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3巻で白石が街で仕入れてきた日本酒、覚えてますかね?

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「ゴールデンカムイ 3巻」で、アシリパさんがセウリ(鹿の気管)のチタタプを白石に作らせながら、勝手に飲んじゃってたやつです(笑)。

これとそっくりな日本酒が道東根室の酒蔵「碓氷勝三郎商店」から販売されてるんですよ。

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それが…

北の勝 源蔵徳利 鳳凰(720ml)

北の勝 源蔵徳利 鳳凰(720ml)
価格:1,659円(税込、送料別)


北の勝 鳳凰 源蔵徳利

です!!

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北の勝 鳳凰 源蔵徳利」はいわゆる本醸造クラスの日本酒で、北海道の日本酒らしい辛口のスッキリした味わいです。
昔ながらの日本酒好きが好みそうな感じですね。

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ちなみに「ゴールデンカムイ」の時代(明治末期)に既に存在していた日本酒蔵は結構沢山ありまして、

「千歳鶴(札幌市)」
「宝川(小樽市)」
「北の錦(栗山町)」
「国士無双(旭川市)」
「国稀(増毛町)」

など様々な銘柄が醸造され、売られていました。
ちなみに今回紹介した「北の勝」は明治20年9月に道東根室市で生まれた銘柄です。

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にしても、こういう「いかにも」なデザインは飲ん兵衛にはたまらないですよね(笑)。

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開ける前はこのようにシールでとめられています。
当時の北海道ではこのような徳利で日本酒が売られていたらしく、地方の郷土資料館などに行くと実物を見ることができますよ。

日本酒でいい感じに酔っ払ってきたので、最後にアシリパさんが…

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「オソマおいしい!」

と大喜びしていた味噌入りの「ユクオハウ」も作ってみました。

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それがこちら。
うんうん、これも美味い!

ただ、味噌を入れることで「アイヌ料理」から「日本の郷土料理」になっちゃった感がありますね(笑)。

ゴールデンカムイの世界観を舌でも堪能したい!という方はオソマ無しで作られることをお勧めします(笑)。

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ぺロリと完食。
「ユクオハウ」大変美味しゅうございました。

ニリンソウはさすがに自分で採取するしかありませんが、昆布はスーパーでも手に入ると思います。

ギョウジャニンニクは…


こちらのサイトが送料無料でお勧め。
500gもあるので、オハウ以外にはパスタ(ペペロンチーノ風)もお勧めですよ。

エゾシカの肉は…


今ならネット通販で気軽に買うことができます。
1キロのブロックなら3品は作れますね。

ちなみにニリンソウは東京でも極普通に生えている山菜で採取も容易ですが、
あの毒草「トリカブト」と見た目がそっくりなのでご注意ください。


見分けるための最重要ポイントは、
このように…

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「白い花が咲いている」

ことです。

ニリンソウは花も食べることができるので、白い花が付いている株を採取すればOKです。

非常に乾燥させやすく日持ちもするので、沢山採ってきて新聞の上にでも広げておけば通年使えますよ。


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というわけで、食後のおやつは北海道土産の定番…

六花亭 マルセイバターサンド 10個入り

六花亭 マルセイバターサンド 10個入り
価格:1,250円(税込、送料別)


マルセイバターサンド

です!

ちなみにこのお菓子には元ネタとなった

「マルセイバタ」

というバターがありまして、実はゴールデンカムイ本編とほぼ同時期に作られているんですよ。

おまけにこのバター、東京の喫茶店に送られて森鴎外、平塚らいてうなどの文豪が購入していたとか。

詳しくはリンク先の記事をご覧頂ければと思いますが、北海道開拓という事業がどれほど大変だったか実感して頂けるのではないかなと。

「ゴールデンカムイ」の本編では十勝方面には恐らく足を運ばないだろうな~と思うので、ちょっと北海道豆知識として入れてみました(笑)。

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そんな話をしているうちにこんな風になりまして…

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撃沈でございます(笑)。
美味い料理に美味い酒、最高ですよね。



いかがでしたか?
今回の「リアル・ゴールデンカムイ」も楽しんで頂けましたでしょうか。

漫画本編では獲ったのに料理になっていない、または調理・食事の描写が少ない獲物も多いので、
この辺もフォローしていきたいなと思っております。
もしリクエストがあったらぜひコメント欄よりお知らせくださいね。

それではまた!




『リアル・ゴールデンカムイ』シリーズ記事一覧!

その1.
 『リアル・ゴールデンカムイ!ヒグマのオハウ(ヒグマのチタタプ入り)を作ってみましたよ!』

その2.
 『リアル・ゴールデンカムイその2!ヒグマの肉とオソマ(味噌)を使って「ヒグマ汁」を作ってみましたよ~!

その3.
リアル・ゴールデンカムイその3!ニヘイゴハンの「心臓焼きましたッ」を作ってみましたよ~!』 

その4.
リアル・ゴールデンカムイその4!第4巻登場の「ユクオハウ(エゾシカのオハウ)」を作ってみましたよ~!

その5.
リアル・ゴールデンカムイその5!第2巻登場の「イセポ(ウサギ)のチタタプ(入りオハウ)」を作ってみましたよ~!
 

【 当ブログのジビエ系一番人気記事 】
誰でもできて絶対失敗しない、超簡単なエゾシカローストレシピ! 

焼きすぎるとすぐに硬くなってしまう鹿の肉を、絶対失敗せず柔らかくジューシーに調理できる方法をご紹介しています。
工程も非常に少ないのでぜひお試しください。 


2016.02.18追記
※当記事にコメント頂いたうどんさんの
Web漫画を紹介しているブログ
にリンクを貼らせて頂きました。ありがとうございます!








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ヒグマの掌の下処理方法やタヌキのさばき方など、
珍しいネタを写真大量(相当数あります)で公開しておりますので、
興味のある方はぜひご覧下さい。

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 ~現役ハンターのレア食材料理~」 


こちらからご覧頂けます。 

Comment

うどん | URL | 評価 5 | 2016年02月16日 15:39
以前に「心臓焼きましたッ」でコメントさせて頂いたうどんと
申します。
今回のエゾシカのオハウもおいしそう!
クセがあるとのことですが、リスやクマなど漫画に出てくる他の食材に
比べると、まだシカは身近なのでおいしそうに感じます。
食べるのはほぼ不可能なゴールデンカムイ再現料理ですが、
こちらのブログを拝読し、目で楽しませてもらっています。

事後報告で申し訳ないのですが、拙ブログでリスのオハウの記事
を紹介させて頂きました。
もし不都合などあれば削除させてもらうので、その際はご連絡
ください(汗)。

これからも更新楽しみにしております!
鈴木 | 2016年02月16日 16:12
うどん様

コメントありがとうございます。
急にアクセスが増えたので「おっ?」と思っていましたが、
わざわざリンクを組んで頂いたのですね。ありがとうございます。
もし差し支えなければこちらからもリンクを貼らせて頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。

カワウソ、シャチ、オオワシはさすがに材料が揃いませんが、
ウサギやカワカジカなどはいけると思うので、
これからもリアル・ゴールデンカムイを楽しみにしていてください!
(まぁ、次の猟期までまだ8ヶ月近くありますが^_^;)
うどん | 2016年02月16日 23:16
リンク、問題なかったようでホッとしました。
こちらにもリンクを貼ってくださるとのこと、嬉しいです。

シャチ、オオワシなどの食材、野田先生は食べたことがあるのか気になります。
カジカの鍋、杉元の表情から漫画ではとても美味しそうでした。
鈴木様の無理のない範囲での再現記事、楽しみにしております。


私は関西在住なのですが、北海道はゴールデンカムイ抜きにしても憧れの地です。ノロッコ号の記事も楽しみです。
鈴木 | 2016年02月17日 09:07
うどん様

こんにちは、鈴木です。
雑誌かインターネットの対談かで読んだことがありますが、
野田先生も一部の食材に関しては実際に食べたことは無いそうです。
最近登場したアザラシに関しては、ルートがあればいけるか…?
という感じですね(笑)。
ただアザラシは魚食の獣なので匂いは結構ある気がします。

うどん様は関西在住なのですね。
今朝娘がなぜか「たこ焼き食べたい」と言っていましたが、
何かテレパシーでも受信したのでしょうか(笑)。

ノロッコ号はとてものんびりしていて楽しめる観光列車ですよ。
本来の北海道を満喫したい!という方は、
ぜひ道東に来て頂きたいといつも思っています。

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キノコやタヌキを採って(獲って)食べてます。アパート買って直したり仮想通貨投資もしてます(原資は狩猟でゲット)。また2019年北海道北見市にフランス料理の惣菜店兼レストランを開業予定。 狩猟採集でゲットした獲物も提供していきますよ〜!
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