数あるお酒の中でも一番好きなのが日本酒。
旨みが強いタイプが特に好きです。
「常きげん」を醸す鹿野酒造は一時倒産か?
というほど経営不振に陥っていた蔵なんですが、
農口さんは「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場されていた方ですから、
ご存知の方も多いと思います。「能登杜氏四天王」なんて呼ばれ方もしていましたね。
農口杜氏は平成23年にここ「常きげん」の鹿島酒造を退社しているので、
それ以降はここのお酒を飲んだことはなかったんですが…
今回飲んでみて「杜氏が変わっても美味しいじゃないか」と(笑)。
酸がしっかりしてて旨みが強く、
口に含んだ瞬間甘く感じるけどちゃんと後口はキレる。
こういうのは甘口とはまた違いますね。濃醇旨口です。
ぬる燗でもいいですが、あまり熱くしちゃうと香りが甘くなりすぎるかな。
やはり神亀などに比べると濃く感じますね。神亀の方がもっとドライな印象。
山陰や北陸のお酒は濃い~のが多いですが、やっぱり食文化の違いでしょうか。
鳥取で強力米を使ったお酒を飲んだこともありますが、これも濃かった覚えが。
これ、何を合わせるかな…やはり能登だからふぐの卵巣の糠漬けとかでしょうか。
う~ん、しかし飲み進めると更に濃く感じる。
今回飲んだのは山廃純米なので余計にそう感じるのかも。
かなり美味しいけど、バランス的にもうちょっと甘みは抑えてくれてもいいかな。
こういう方向性のお酒自体が少ない(今はフルーティ志向過ぎる気が)ので、
選択肢が少ないのは残念なところです。
他のカテゴリのお酒、
例えば本醸造などちょっと下のランクも試してみたいな。
どんな方向性のお酒なのか、気になります。
これが本醸造にあたるみたい。
秋だし「ひやおろし」もいいですね。
どんな感じなのかな~。
純米吟醸も飲んだことが無いので気になるところ。
こういう蔵の酒だとどうしても純米を買いたくなっちゃいますよね。
日本酒に限らず美味しいお酒なら何でも大好きですが、
やはり日本に住んでると日本食が多くなりますし、
自然と日本酒を飲む機会が増えますよね。
その後はちょっと印象が変わってきました。
やはりその当時に感じた甘みが前面に出てきたようです。
もしよければこちらもぜひ。