bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。

最近ハマっている仮想通貨の話をしつつ、趣味の狩猟や旅行、料理の話なんかを書き散らかすブログです。

ルルロッソをご存知ですか?日本産小麦で最もパスタに適した超強力粉です!

image_22


パスタ用の小麦粉といえば「デュラム・セモリナ粉」ですよね。
あまり外食をしない方でもこの名前を聞いたことはあると思います。

この粉で作ったパスタは歯切れのよいプツンとした食感が楽しめるので、イタリア料理店で手打ちのパスタを出している店だと、ほぼ100%デュラムセモリナ粉を使っているはずです。

ただ、ここでちょっと疑問が。
パンは国産小麦で作られているものも多いのに、なぜパスタに限ってはデュラムセモリナ粉が重宝されるのでしょう?

それは、日本の強力粉では柔らかすぎて、パスタに求められる食感を出せないからなんですね。

そもそも、デュラム小麦は「ガラス小麦」と呼ばれるほどの超硬質小麦でして、これを粗挽きにしたものを「デュラム・セモリナ粉」と呼んでいます。
たんぱく質の含有量も多く、非常にコシのある生地が打てるわけです。

では、それに匹敵するコシの強さがある小麦粉は日本に無いのか?

あるんです。
それがこちら。



『ルルロッソ』です。

正式な品種名は「北海259号」。
現在日本で栽培可能な小麦の中で最も硬い品種です。

たんぱく質含有量も12.5%と、デュラム小麦の14%には及ばないものの非常に性質が近く、物凄いコシの強さがあります。

パン用強力粉として最近有名になった「春よ恋(11%)」や、「ゆめちから(11.7%)」よりも更に高いたんぱく質含有量です。

卵黄だけで練ってみるとわかりますが、デュラムセモリナ粉とためはるくらいの強烈な硬さ。
パスタを作るのにこれほど適した品種は現在の日本にはありません。

が、この小麦、実は北海道の「栽培奨励品種」からは外されていました。
収量が少なく、かつ病虫害にも弱かったためです。

そんな品種に目をつけたのが北海道留萌市。

「北海259号」を開発した北海道農業研究センターと、この品種の将来性を信じて研究・栽培を続けていた北海道江別市の製粉会社(江別製粉)にコンタクトを取り、地元の農家さん(最初は僅か1軒だったとか)と一緒に細々と栽培を開始しました。

翌年(平成22年)には栽培農家さんが4戸に増え、その翌年には5戸に増えました。遅々とした歩みでしたが、品質の良さが徐々にクチコミで広がり、少しずつ収量も増えていきました。

この頃に名前をインパクトのある「ルルロッソ」に変更。
留萌市は元々アイヌ語で「ルルモッペ」と呼ばれていたらしく、これにイタリア語で「赤」を表す「ロッソ」を合わせたそうです。

留萌は非常に夕焼けの綺麗なところなので、それをイメージしたという話もあるようですね。
実際、生パスタのパッケージはこのように赤で統一されています。



「ルルロッソ」は普通の強力小麦粉と比べて鼻に抜ける香りが強く、茹で伸びが遅いだけでなくコチコチとした独特の食感があるとのこと。
他の国産小麦とは明らかに違う味わいがあると聞き、興味を持ちました。


さて、長々と話してきた前段はここまでにして(笑)、ようやく本題に入ります。

鈴木は以前普通の強力粉でパスタを作ったことがありますが、正直いまいちだったんですよね。あえてまた作ろうとは思わなかったというか。

なので、この「ルルロッソ」でパスタを作ってみたらどうなるか、一度試してみたかったわけです。

今回実験台(笑)になってもらったのは実父と叔父、そして妻と娘です。

image_17

image_23

パン作りなどを手伝ってもらってイベント感を演出してはいますが(笑)、その実、鈴木の興味は「ルルロッソ」で作ったパスタがどう評価されるかにありました。

0代(娘)、30代(妻&鈴木)、60代(父)、70代(叔父)と、年代の全く異なる4者が揃っていれば一定の評価が下せるだろうと思ったんですよね。

というわけで、大昔に作ったペッティネに再登場願います。
(ペッティネ・・・ガルガネッリというパスタを作るための道具)

image_1

レシピは「ルルロッソ」+卵黄+少量の水のみ。
参考にしたレシピはこちらの本です。



試しに練ってみたところこれが恐ろしい硬さ!!!
一度ラップで包んで冷蔵庫に置き、水分を行き渡らせてからでなければ、レシピ通りの分量では形作るのも大変な有様でした。
これは期待できそうです。

image_2

バタバタしつつもパスタマシンで伸ばして3cm四方に生地をカット。
以前作った時とは大違いで、生地のコシが半端無いです。

木の棒に生地を巻きつけて…

image_3
image_4

ペッティネに「ルルロッソ」製のパスタ生地を置いて…

image_5

クルンと。

image_10

い~い感じに溝が付きましたね。

後はこれを繰り返していけば「ルルロッソ」製ガルガネッリの完成!
茹でた時に空洞部分が潰れてしまうと意味が無いので、軽く乾燥させて形を整えておきましょう。

image_11

あとは野菜のラグーソースを用意して…

image_20

できました!

「ルルロッソ製ガルガネッリ 野菜のラグーソース」

です!
ひとつ潰れてしまったものもありますが、ほぼ完全に形は保たれていますね。成功と言っていいでしょう!

味も最っっっ高!

これまで作った生パスタで最良の出来と言っても過言ではありませんでした。
噛み切るとプツン、コチッとした歯応えがあり、乾麺のショートパスタとは全く違う、独特のふわっとした小麦の香りが漂います。

ガルガネッリは割と優しい味わいのパスタなので、寄り添うように野菜メインの煮込みソースにしましたが、これも正解でしたね。
ソースの味が強くない分パスタそのものの味が良くわかります。

これは明らかに市販の強力粉とは性質が異なります。
パンも作れないことは無いでしょうが、ホームベーカリーで練ると機械にかなり負担がかかりそうですね。

「ルルロッソ」はそのくらいしっかりとしたコシが出る小麦粉でした。



というわけでもう1品…

image_24

「万願寺とうがらしと厚岸産マイワシのラガネッレ」

です。
これは「ルルロッソ」と水だけで練った生地ですが、しっかり冷蔵庫で半乾燥させたのもあってか素晴らしいコシ!

いや~、これはもう、セモリナ粉買えなくてもいいですね。
食べた人全員大絶賛(娘は無言で食べてましたが)でしたよ。
本当にいい歯応えと香りが出てて、生パスタの醍醐味を満喫しました。

その他にも…

image_27

image_28

アクアパッツァや…

image_36

image_37

牛タンのグラーシュなども作りましたし、

写真は無いですが嫁さんがカプレーゼを作ってくれたりと、大変楽しませて頂きました。

「ルルロッソ」、実にいいですよ。
北海道産小麦でこれだけのパスタが作れるのなら、道外の観光客の方が十分目当てにしても良いと思います。



そのくらいしっかりとした、味わいのあるパスタが作れました。
このブログをご覧になっているお料理好きの皆さん、国産小麦でも素晴らしいパスタは作れますよ。
ぜひこの機会に試してみてくださいね。




※お知らせ

最近ジビエ関連のコアな情報、貴重な情報は「note」で公開しています。
ヒグマの掌の下処理方法やタヌキのさばき方など、
珍しいネタを写真大量(相当数あります)で公開しておりますので、
興味のある方はぜひご覧下さい。

その他の一般的な記事は変わらずこちらに投稿していきますが、
よりディープで他には無い記事が見たい!という方は「note」でどうぞ!

鈴木のnoteマガジン、

ザッツレアグルメ!

 ~現役ハンターのレア食材料理~」 


こちらからご覧頂けます。

ちなみにネタがネタだけに、有料180円で公開しています。
(と言いますか、グロい写真が多いので課金にすることでハードル上げてます)

決済はカードで簡単にできるようですのでぜひ覗いてみてください。
頂いたカンパを使って面白いネタに反映させていきたいと思っています。

Comment

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
キノコやタヌキを採って(獲って)食べてます。アパート買って直したり仮想通貨投資もしてます(原資は狩猟でゲット)。また2019年北海道北見市にフランス料理の惣菜店兼レストランを開業予定。 狩猟採集でゲットした獲物も提供していきますよ〜!
QRコード
QRコード
お勧め楽天商品!
お勧めアマゾン商品!
記事検索
アーカイブ
仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。