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仮想通貨の話をしながら鹿やタヌキやヒグマを獲って食うブログ。

最近ハマっている仮想通貨の話をしつつ、趣味の狩猟や旅行、料理の話なんかを書き散らかすブログです。

北見でジビエを食べるなら『レストラン エル・クラシコ』で決まり!夏のフレンチでこれだけのコースを作れるところはそうそうありませんよ!

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こんばんは、鈴木です。
北海道は一大観光地ですが、どうも札幌や函館、富良野など一部地域に人気が偏っているような気がします。
まぁ道東・道北が上手く魅力を伝えられていないという部分もありますが、そもそも北海道は広すぎるので、「ポツン…ポツン…」と魅力ある食材やレストランが広範囲に点在しているんですよね。
それらを集約・凝縮しているのが札幌という側面もあるので、まぁそこに人が集まるのも無理はないとも言えます(チッ)。



しかしですねぇ…わざわざ道東まで来ないと食べられないものというのも沢山あるんですよ。
そして札幌だと地のモノ(しかも珍しい食材)オンリーでコースを仕立ててもらうとしたら相当な金額を覚悟せねばなりませんが、道東だと大変リーズナブルに食べられます。

今回紹介する北見市内のレストラン『エル・クラシコ』は、道東でも希少な食材を卓越した調理技術で楽しませてくれますよ。
ミシュランガイドではありませんが、「わざわざ予約して足を運ぶ」価値のあるレストランだと思いますので記事にして残しておこうと思います。

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入口には小さく「Restaurant El Clasico」と書かれているだけで、メニューを紹介する看板も何も無いので正直入りにくいと思います(笑)。
周りの人に聞いても「気になるけど入ったことはない」という方ばかりでした(^_^;)

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「エル・クラシコ」さんの店内は白を基調としたイタリアンな雰囲気です。
基本はフレンチですが、イタリアンの修行もしてきたシェフなのでメニューには少ないながらパスタもあります。炭水化物ラブな方はぜひ。

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店内には大きなセラーもあります。
シェフのT氏はソムリエの資格も持っていますのでお料理とワインの相性を相談してみてください。
北見市内の人は大抵そこまで考えて食事してないので(笑)、かなり喜んで提案してもらえると思います。
勿論ワインリストもありますので、慣れている方は自分で選んでもOKです。
イタリアのワインが中心ですが、フランス産のワインも一通り揃えています。

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今回は遠方のお客様を招いての夕食でしたので、鈴木自らメニュー表を作ってみました。

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こんな感じで。
こういうきちんとしたメニューがあるとやっぱり格式高く感じますよね。
今回は夏ということもあり、魚介系メインで組み立ててもらいました。

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アミューズ・ブーシュは
「仙鳳趾産殻付き生牡蠣 カボス風味のトマトジュレ 蓴菜(じゅんさい)添え」
です。
おまけでキャビアも載せてくれました。

「仙鳳趾」は道東釧路町(釧路市ではないです)の厚岸湾の端に当たる場所でして、潮の流れがきついためかなり身が締まった牡蠣が獲れます。
甘みが強く濃厚なので、さっぱりしたトマトジュレ&じゅんさいとの相性もバッチリ。
キャビア由来の塩気が最後にジワリと来て、アミューズブーシュなのにかなりの満足感。

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口明けには地元北海道のワインを飲んでもらおうと思っていました。
折角遠方からいらしてくれたわけですしね。
チョイスしたのは「バレルふらの」という白ワイン。
名前の通りしっかりと樽の香りが付いていて、でも濃厚過ぎないので夏の料理にも合わせやすいかなと。


決して高級なワインでは無いんですが、キリッとした酸味とほのかに香る樽香がいい意味で日本のワインらしくなくて、新鮮な驚きがあります。
前半は割とさっぱりしたメニューが続くので、合わせてスイスイいけるこのワインをチョイスしたのは正解だったと思います。

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冷前菜1品目は
「阿寒湖産姫鱒(ヒメマス)の軽い藁の燻製と夏野菜のテリーヌ」
です。
右にある赤い物体は道北留萌市の「丸タ 田中青果」さんで作っている「イチゴのフルーツピクルス」。
左にある白いものは自家製マヨネーズで、その上にチョンとあるのがアンチョビを使ったタプナード。

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この軽く燻製されたヒメマスの身がそれはもうしっとりしていて…めっちゃ旨いんですわ。
上品で繊細な風味、舌にひたりと張り付くような質感、そして鼻に抜ける軽い燻香がたまらんのです。
この燻製単独でも非常に完成度の高いお料理だと思います。



テリーヌの下の方にある白いのは「里芋」なんですが、このネットリした質感とヒメマスの身質が意外とマッチしていてGood。
ヒメマスは阿寒湖原産のお魚ですからねぇ…これ以上無い地産地消だと思います。
白ワインも進みまくります(笑)。

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続いて冷前菜その2は
「シルク茄子の揚げ出しとエゾシカのダブルコンソメ 蚕豆(そらまめ)と阿寒湖産エクルヴィス添え ヴィシソワーズと共に」
です。長い(笑)!!

基本はヴィシソワーズ(ジャガイモの冷たいスープ)なんですが、その中に皮の柔らかい茄子を素揚げにして浮かべ、その上に蝦夷鹿でとったコンソメのジュレを載せ、阿寒湖産エクルヴィス(ウチダザリガニ)のむき身を載せたというかなり凝ったお料理です。

ヴィシソワーズと茄子だけではシンプルになりがちなところを、エゾシカのコンソメジュレとそれをまとったエクルヴィスがアクセントとしていい働きをしています。
これ、普通の海老だと多分味が濃すぎて結構邪魔しちゃうと思うんですよね。

まぁ、それはそれで有りなのかもしれませんが、全体としての調和を考えるとエクルヴィス(しつこいですが阿寒湖産のザリガニ)の優しく上品な風味の方が寄り添ってくれる気がします。
ソラマメのホクッとした食感もさりげないんですが楽しくて、実にレベルの高いお料理に仕上がっていました。


この辺でワインが空いてしまったので、2本目に突入。
シェフのT氏がお勧めするカリフォルニアの濃厚なシャルドネ「メナージュ・ア・トロワ」です。

これがまた複雑妙味と言いますか「ザ・カリフォルニア!」と言わんばかりの熟した感じで、生クリームを使った料理との相性も抜群でした。
以前アメリカに行った時に海老を生クリームで煮たような料理が山ほど出てきて閉口した覚えがありますが、このくらい強烈なワインじゃないと太刀打ちできないんですね。
実に旨いワインだったので、プライベートでも何本か揃えておきたいところです。

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というわけで温前菜は
「網走産ウニとほうれん草のタルト」
です。

ザクリと焼き上がった塩気のあるタルト生地に、白マッシュルームとエシャロットを炒めたデュクセル、ソテーしたほうれん草を敷き、その上に網走産のウニをたっぷり載せて、白ワインとレモンを利かせたザバイヨンソースをかけて焼き上げました。

うーん、不味くなる要素が存在しない食べ物ですね(笑)。
タルト生地とデュクセル、ほうれん草、ウニが混然一体となって、もうたまらん。

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続いて温前菜その2扱いのパスタが登場。
「エル・クラシコ」さんは基本フレンチですが、今回は道北留萌市で「ルルロッソ」を購入してきたため、お願いしてショートパスタを打ってもらいました。

「阿寒湖産エクルヴィスの軽い煮込み(ラグーソース) ストラッチ」
です。

「ストラッチ」とはトスカーナ州の郷土パスタで「布の切れ端」を意味します。
その名の通りシート状のパスタなんですが、今回はエクルヴィス(しつこーいですが阿寒湖産のウチダザリガニ)のガラで出汁を取ったソースなので、間にイタリアンパセリを挟んでさっぱりと食べられるよう配慮してくれました。

ルルロッソ」を使ったパスタの何がいいって、やっぱり「プツン」とした歯応え。
国産の他の硬質小麦粉ではこの歯応えは出せませんね。
「エル・クラシコ」のTシェフは、パスタを前日に打って一晩乾かすことで、より強い歯応えになるようひと手間加えてくれたそうです。

そしてこのソースがまた上品なんだ…!
普通の海老でとったソースと違って「海老海老海老海老海老~~~っ!!!」って感じではなく、優しく、でもジワリと舌に残る味わい深~い美味しさ。
このソースが薄くてもコシのあるストラッチとちょうどよく絡んで、ザリガニの身やルッコラと一緒に食べるとそれはもう「口福」と呼ぶに相応しい味わいですよ。

うーん、思い出すとまた食べたくなってきます(笑)。

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見た目はこんなんなんで、普通にザリガニなんですけどね(^_^;)

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最後は肉料理なので、間に「カンパリとオレンジのグラニテ」を挟んでくれました。
カンパリのほろ苦さが口の中をさっぱりとリセットしてくれます。

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で、最後は
「北見産キジバトのソテー リゾット添え 軽いジュのソース」
で…

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合わせるワインはロマネ・コンティで有名なヴォーヌ・ロマネ村の…


ジャック・カシュー ヴォーヌ・ロマネ オー・レア
です!

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夏の有害駆除で獲ったキジバトなので脂はのっていませんが、夏の暑い時期のコースメニューなのでこのさっぱり感はなかなか好感触。

下のリゾットはキジバトの出汁で炊いたごくあっさり(でも妙にコクがあるんですよね)したもので、コース全体の完成度を高めています。
ソースもキジバトの出汁から作ったシンプルなもので、冬の濃厚なソースとは一線を画す「夏のジビエ」って感じがしますね~。

ワインとの相性もバッチリ。
素性の良い綺麗なブルゴーニュだったので、アッサリしたキジバトの肉とも良く合っていました。
う~ん、大満足。

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「エル・クラシコ」さんのある北見市は観光地ではないので、観光客の方の知名度は低いんですが、この地でしか扱えないレアな素材をしっかりフレンチに落とし込んでくれる非常にレベルの高いレストランです。

その分お値段も結構しますが、「ヒグマのロワイヤル」やら「蝦夷雷鳥のポトフ仕立て」やら、今回のような阿寒湖産のザリガニやらヒメマスやらが食べられますので、わざわざ遠方から食べに行く価値があるんですよね。

最近は徐々に知名度が上がってきたのか、「HO」などの観光情報誌でも「北見でジビエを食べるならエル・クラシコ」と紹介してくれているようです。
あちこちフレンチを食べに行っている鈴木ですが、ガチでレベルの高いお店だと思いますので是非行ってみてください。

その際は「○○を食べてみたいです」とこちらから要望を伝えることをお勧めします。
ジビエや今回紹介したヒメマス、ザリガニなんかは時期モノだったりしますので、あらかじめ予約しておかないと食べられない可能性がありますからね。
コースで食べるなら前菜からメインまでじっくり相談して決めるくらいの勢いでOKです。
その方がTシェフも頑張ってくれます(笑)。
お店の箱は大きいですが、入れる人数はかなり限定しているのでゆっくり食事できますよ。
道東地方へおいでの際は是非!

北見のおすすめホテル一覧

北見は人口12万近い都市なので宿泊先のホテルは色々ありますが、その中でもおすすめなのがこちらです。

スーパーホテル北見

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誰もが知っているであろうビジネスホテルですが、設備・アメニティ・応対がしっかりしていて安心感があります。
シングルルームの他に「スーパールーム」という幅140cmのセミダブルベッド+ロフトベッドのお部屋があり、3名まで宿泊できるのもポイント。
2名での宿泊であれば1人頭3,000円台前半(しかも朝食付き)の場合もありますので、宿泊費を抑えて格安で旅行するならここは選択肢に入れておいて良いかなと思います。
もし3名で泊まるなら1人頭2000円台の場合もあるようです。

また繁華街のすぐそばにあるため、今回紹介した「エル・クラシコ」さんへも徒歩数分で行けます。
北見は「バーの街」と呼ばれるほどバーも多いので、一杯やりながら旅の思い出を語り合うなんてのも良いかなと思います。


天然温泉 常呂川の湯 ドーミーイン北見

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温泉の存在と朝食の充実度が魅力の大手ビジネスホテルです。
価格的には若干スーパーホテルより高くなりますが、温泉に入りたいという方はこちらがお勧め。
先ほどのスーパーホテルには変則的なツインしかありませんでしたが、こちらは正統派のツインルームが存在します。

温泉の利用は15時から翌朝10時までなので、深夜着でも温泉で汗を流すことができます。
朝食は和洋バイキングで、北見特産のたまねぎを輪切りにして焼いた「玉ねぎの和風ステーキ」も食べられます。

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北見ピアソンホテル

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繁華街にほど近く、かつそれなりに格式のあるホテルです。
ホテル内には「ちさん亭」という和食屋さんと「瀋陽飯店」という中華料理屋さんがありますので(特にちさん亭さんはレベル高い)、ホテルから出ずとも美味しいものが頂けます。

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部屋も広くて使い勝手は上場。あと、ここはさりげに天然温泉です。
ただ、朝食バイキングはそれほど特筆すべきものでもないかな。

上記ホテルに比べて価格は最安値でも4,000円台後半と高めですが、値段なりの満足感は得られると思います。



道東地方を観光するなら北見を拠点にすべき!

とまぁ、レストランの紹介だけに収まらずホテルまで紹介してしまいましたが、北見は道東を観光するには非常に都合の良い場所です。
網走・知床にほど近く、かつ首都圏からもアクセスしやすい(1日に3本以上飛行機が飛んでいる)ので、場合によっては1泊2日でも観光できなくはないですからね。

おまけに北見から知床方面にかけては結構美味しいフレンチを食べられる場所が多いです。
網走こそフレンチは殆どありませんが、北見なら今回紹介した「エル・クラシコ」さんがありますし、隣町の津別町には「チミケップホテル」があります。
東に向かえば標津町の「ヘイゼルグラウスマナー」、中標津の「フェネトレ」、清里町の「ホテルきよさと」さん。

どこも結構個性的なので、これらのフレンチを巡っていくだけでもかなり楽しいグルメ旅になると思います。



楽天トラベルだと航空券とホテルを同時に予約できるだけでなく、旅行するだけでポイントが貯まるのでかなりお得です。
おまけに貯まったポイントは普通の買い物にも使えますからね。
じゃらんnetもいいんですが、汎用性という意味では楽天がお勧めかなと。

それではまたー!

「紋別市立博物館」!入場料無料でありながら展示は超充実!羽田から直行も可能!

いや~、なかなか面白かったです。

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猟銃講習のついでに訪れた、

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紋別市立博物館

だったんですが、
入場無料の施設でありながら展示の充実ぶりが半端無かった…!

特に「ゴールデンカムイ」などの漫画を読んで、
明治~昭和初期の北海道開拓に興味を持たれた方は、
是非こちらに足を運んでみることをお勧めします。

紋別へは羽田から1日1便ながら飛行機が飛んでおりますので、
行こうと思えば1泊2日でも観光可能です。

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さて、こちらが紋別市立博物館です。
ちょっと入口がわかりにくいんですが、 
今はGoogleマップなどがあるので迷うほどのことは無いかと。

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展示室のそばでは大きなトドの剥製がお出迎え。
漁業者から「海のギャング」と呼ばれるだけあって、
近くで見るとまさに猛獣の風格がありますね。

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まぁ、実は臆病なので人間を襲ったりする動物ではないんですが、
この歯を見るとちょっとねぇ…

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展示室の入口には紋別の紹介映像が見られる「オホーツクシアター」が。
上映時間も結構長く、とても無料展示とは思えないです。

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左を向くと常設展示がチラッと見えます。
さてさて、どんな感じなのかな…?

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旧石器時代の発掘物から…

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縄文・擦文時代を経て…

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アイヌ文化が花開くまでをジオラマを使って展示しています。

アイヌ文化の展示ではご覧の通り、

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アイヌのクマ送り(イオマンテ)の様子をジオラマで再現。

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これが結構精巧にできていて感心しました。

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イオマンテなどの祭祀で使う道具も展示されています。

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アイヌの食器類もしっかり紹介。

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本州との交易で鉄製品や漆器を手に入れていたこともきちんと説明されています。

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紋別ではどの場所にアイヌコタン(アイヌの集落)があったのかも記されていました。

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アイヌの衣服も展示されています。
網走の北方民族博物館に展示されているものとはまた異なるデザインですね。

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江戸時代末期にもアイヌと和人の交易は行われていたようです。

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しかし冬はマイナス20度を超えるこの地域に、
ストーブも何も無い時代から人が定住していたというのはやはり驚きますね。

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道も整備されていないでしょうし、どうやって移動していたのか…
やはり船がメインだったのでしょうが、当時は海難事故も絶えなかったことでしょう。

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そして「ゴールデンカムイ 5巻」の舞台となる、

「鰊番屋」

も実寸大で再現されています。

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1893年に建てられた番屋の再現ということで、
まさに漫画の舞台と時代が一致しますね。

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モッコ背負いと呼ばれる番屋で働いていた人たちが、
どのような生活を送っていたのか、詳しい説明入りで紹介されていましたよ。

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食事処はこんな感じ。
小平町にある「旧花田家番屋」に比べるとシンプルな感じですね。
しかしあちらは有料、こちらは無料と考えると十分すぎるくらいの再現度です。

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当時使われていた食器棚などもそのまま飾られているほか、

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この食事処には靴を脱げばちゃんと上がりこむこともできます。

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なので、この「ゴールデンカムイ 5巻」の杉元とアシリパ、辺見よろしく、
ちゃぶだいを囲むことも可能なわけです(笑)。

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水がめや…

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天井近くの食器棚などもそのままなので、
当時の生活の様子を追体験できます。なかなか楽しいですよ。



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こちらは番屋で働く衆が寝泊りするスペースを再現したコーナー。

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囲炉裏なども当時のもののようです。
5巻では殺人鬼・辺見が、風邪で体調を崩した同僚を絞殺するシーンがありますが、
ちょっとそのシーンと似ている感じもありましたね。

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そしてこちらはニシン(鰊)を加工するための道具を紹介するコーナー。

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漫画で見たような道具がぞろぞろ出てきます(笑)。

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5巻のおまけ漫画でも登場した「玉切り包丁」。

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とんでもなくデカイです。
きちんと刃の部分は保護されているので安心ですよ。

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ニシンを煮て油を取るための大釜。

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「もっこ背負い」の語源になった「箱もっこ」。

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干して乾燥させたニシンはこのようにまとめて吊るされていたようです。

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油を搾り取るための「(粕)締め胴」。

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そして魚粕を粉砕するための「魚粕粉砕機」。

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中はご覧の通り、結構強烈な見た目をしています。

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他にも様々な道具が壁一面にずらっと展示されており、

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当時どのような生活が営まれていたのか産業ごとに分類されて紹介されています。

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結構細かく説明がなされているので、
きちんと見ようと思ったら結構時間がかかりますよ。

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そして「ゴールデンカムイ」と言えばやはり「金塊」ですよね。
ここ紋別は当時ゴールドラッシュに湧いた地域だったらしく、
その当時の様子がかなり克明に記録されているようです。

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上映時間8分とかなり長い映像です。
明治~昭和初期にかけて、一攫千金を求めて北海道を訪れた人は多かったようですね。

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紋別の鴻之舞鉱山では開山から閉山までの間、
なんと
64トン(!)


もの金が採掘されたらしく、
従業員も最盛期には4,600名を超えたとのこと。

道東の一地方都市の鉱山でこれですから、
北海道全土で採掘された金の総量たるや…
今となっては想像もつきませんね。

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当時のデザインを再現した金インゴット(延べ棒)と銀インゴットも展示されていました。
勿論本物ではなくレプリカですが、このサイズ(結構小さいんですよ)で10キロもあります!

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そしてこれが砂金。
「ゴールデンカムイ 1巻」で杉元が取ろうとしていたのはこれですね。

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砂金は当時こんなスタイルで川から掘っていたようです。

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紋別の八十士川というところで、当時住んでいた漁師さんが
川の上流で大量の砂金を発見したのがきっかけとのこと。

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発見から休山までの間で3,000キロもの砂金が採取されたらしく、
最盛期の明治42年には300名近くがここで働いていたそうです。

2016年3月4日時点で金の相場は「1グラム5,011円」でした。
3,000キロということは…

150億円以上!!

これは…
杉元じゃなくても一攫千金を狙いたくなる気持ちはわからんでもないですね…
梅ちゃんの治療代はこれの100分の1どころか、1000分の1でもお釣りがくるような…

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当時鉱山で使われていた様々な道具も展示されており、
この小さな街がゴールドラッシュに沸いていた頃を彷彿させます。

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本当に、入場料無料とは思えないくらい展示が充実してますね。

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展示室を出ると小さな郷土資料コーナーもあり、

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そこにはアイヌ関係の書籍も充実しています。

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ご覧の通り…

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かなりマニアックな書籍まで載っているので、
時間に余裕がある方はぜひご覧下さい。

さて、無料で見学できる展示室はもう一つありまして…

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それがこちら。
「収蔵展示室」です。

紋別市立博物館の収蔵品を一まとめにしてある展示室でして、
いわゆる倉庫っぽい感じです。

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こういったアザラシ類の剥製は勿論…
北海道に生息する様々な野生動物の剥製が展示されています。

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ヒグマに…

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エゾタヌキ、

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エゾモモンガにエゾリス、

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様々な鳥類、

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エゾシカに…

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驚くなかれ、狼の剥製も展示されています。

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これがまたデカいんですよ。

写真だと伝わりにくいですが、
「これなら人の足くらい簡単にへし折れるな…」
と実感してしまいました。

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ただ、この狼の剥製はシベリアのタイリクオオカミなので、
厳密には北海道産の狼ではありません。

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とはいえ、エゾオオカミはタイリクオオカミの亜種ですから、
大きさや習性は殆ど変わらないんですよね。

なので、「ゴールデンカムイに出てくるレタラはこんな感じですよ~」
と言ってもおおよそ間違いではないかなと思います。

他にも…

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ご覧の通り、大量の収蔵物が展示されています。
レコードや酒瓶など、当時の生活が窺われます。


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個々の収蔵品はコンピューターシステムで検索することも出来ます。

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先ほど紹介した魚粕粉砕機もサイズや寄贈者などのデータとともに閲覧可能です。

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アイヌ語で名称が付いているものに関しては、それも併記されていましたね。

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とまぁ、かなり情報が充実した施設ですので、
ゴールデンカムイファンのみならず、道東地方にお住まいの方が
ちょっとした観光で訪れても十分に楽しめるかと思います。

何より、軽く1時間は潰せる展示内容なのに入場料ゼロですからね。
これはありがたいです。ぜひ足を運んでみてください。







※お知らせ

最近ジビエ関連のコアな情報、貴重な情報は「note」で公開しています。
ヒグマの掌の下処理方法やタヌキのさばき方など、
珍しいネタを写真大量(相当数あります)で公開しておりますので、
興味のある方はぜひご覧下さい。

その他の一般的な記事は変わらずこちらに投稿していきますが、
よりディープで他には無い記事が見たい!という方は「note」でどうぞ!

鈴木のnoteマガジン、

ザッツレアグルメ!

 ~現役ハンターのレア食材料理~」 


こちらからご覧頂けます。 

「洋食 YOKOYAMA」!湧別町では珍しい、隠れ家風の本格洋食のお店です!

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昨日の話ですが、
猟銃の経験者講習でオホーツク海沿岸の町「紋別」へ行ってきました。

観光地としてもなかなか面白いな~と思ったので、
何件かまとめて関連記事を投稿していこうと思います。 

さて、最初はオホーツク海沿岸の町「湧別町」にある、

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「洋食 YOKOYAMA」

です!

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国道238号線にある隠れ家風の一軒家がお店なんですが、
ご覧の通りなかなか良い雰囲気です。

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中も古き良き洋食屋さん、といった感じで、
マスターが歩くとギシギシ言う木の床もまた雰囲気がありますね。

残念ながらメニューは撮影不可だったのですが、
ランチは1,000円~1,500円と、この地域にしてはちょっと高め。
でもその価格に見合う美味しい料理を出してくれますよ。

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今回鈴木はたまたまこの日に作ったという特製カレーを注文。
パスタやハンバーグ、オムライスなどオーソドックスな洋食がメインなんですが、
今日この日しか食べられないというレア感に踊らされてしまいました(笑)。

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ランチにはサラダが付いてきます。
キャベツとコーンなどの普通のサラダなんですが、
面白いというか感心したのは、
オーダーがある度にドレッシングを作っているんですよね。



結構な手間だと思うんですが、丁寧に作られているなぁと感じました。
味も素朴ながらなかなか美味しかったですよ。

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そしてカレー。結構なボリュームですねこれは。
しっかり炒められた玉ねぎの甘みとまろやかさが最初に来ますが、
その後でじんわりとスパイス由来の辛味と複雑さが…うーん、美味い。

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最初「カレーで1,000円かよ~」とか正直思っちゃったんですが、
帰る頃には大満足しちゃってましたね(笑)。

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そしてメインとなる具材の量が多い!
今回はビーフカレーだったんですが、
写真で見える以上に大量の牛肉が入ってました。
これなら1,000円でもわからんでもないなと。

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ペロリと完食。実に美味かった!

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食後に珈琲も頼みたかったところなんですが、
講習会の時間が近づいているので残念ながらここまで。
ケーキも美味しいとの評判なので食べてみたかったんですが…

さて、次はゴールデンカムイ読者必見の記事になる予定です。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。



というわけで今回のアフィリエイトは


レストランユースオンリー
 レトルトカレー6種類セット


です。

なんでわざわざ取り上げたかと言うとこのカレー、
なんとレビュー総数が…

「17,000件」

を超えている
んですよ。
内容は「ビーフ、チキン、ポーク、欧風ビーフ、英国風ビーフ、バターチキン」の6種類。

おまけに送料込みで1,000円とのことで、こりゃまぁ売れるだろうなと。
評価も全体的に好意的で、お買い得な品かなと思い紹介することにしました。
今度自分でも買ってみようかな。

 







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「流氷ノロッコ号」後編!網走駅の駅弁「かにめし」と「磯宴」をご紹介!

こんにちは、鈴木です。
今回は網走駅から知床斜里駅までを繋ぐ観光列車、

「流氷ノロッコ号」

を紹介する記事の後編です。

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知床斜里駅の駅名標です。
この看板、通常どのように呼ばれているのか皆目検討が付かず、
色々検索してようやく発見しました。

ちなみに「ノロッコ号」が運行しているのは「網走⇔知床斜里」間ですが、
実際は知床斜里駅の先にも線路は続いています。

この駅はあくまでも「最も知床に近い駅」であって、終点ではないんですよね。
なので普通列車だとこのまま南下していき、最終的に釧路へ到着します。

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知床斜里駅のホームです。
この時期は流氷ノロッコ号の垂れ幕(?)が飾られています。

「しばれ(極寒)体験?大袈裟だね~」

なんて仰る方もいるかもしれませんが、

最初期のノロッコ号は、
窓も暖房も無かったんですよ。

なので初期の乗客は真冬のオホーツク海沿岸を、
1時間近く吹きっさらしの状態で列車に揺られていたわけです。

当時も一応毛布は配られていたようなのですが、
さすがに寒すぎたらしく今は窓付きの車両になりました。
それでもだるまストーブ一基では殆ど何の効果もありませんが(^_^;)

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そんなホームを抜けて駅構内に入ってみるとご覧の通り。

知床が世界遺産に指定されたこともあってかモダンな駅舎です。
ここは観光案内も兼ねているらしく…

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道東方面の地図はもちろん、

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流氷ノロッコ号の歴史を紹介するパネルや…

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観光ガイドマップ、

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知床観光の拠点となる「世界遺産センター」の紹介、

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列車の時刻表や…

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ウトロへ向かうバスの時刻表など、
事前調査が不要なくらい情報がひとまとめにして紹介されています。

世界遺産指定後、斜里町はかなり観光に力を入れており、
観光案内所に足を運ばずとも、駅だけで色々調べることが可能です。

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それでもチケット売り場は昔の面影を残していますね。

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知床斜里駅に飲食施設はありませんが、
(駅を出たら幾つかあります。詳しくは当ブログのこちらの記事をどうぞ)
構内では幕の内弁当(知床弁当)やパン、おむすびなどが売られています。

網走駅の駅弁はそれなりに有名だと思いますが、
知床斜里駅の駅弁はほぼ完全に無名な気がするので紹介してみました(笑)。

上の写真のロールケーキの隣にあるのは

「知床斜里あきあじ最中」

です。

「超どマイナーなお土産だろうし、ネットでも情報無いだろうな~」

と思っていたんですが、結構記事があってびっくり。

 ・ほのぼのな日々
 ・旅ログ
 ・ラジコン奮闘記 後方支援
 ・NaNa! 走りぃ行くよ~

でかい上に餡子が一杯入っていてなかなかのボリュームだそうです。
う~ん、話のネタに買ってみればよかったかな。

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駅で色々見たりして時間をつぶした後は、
網走へ戻るノロッコ号に再度乗車。

戻りの列車中で昼食をとるつもりだったので、
ベンチ席ではなくボックス席を予約しました。

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知床斜里駅を出る時は駅員さんが手を振ってお見送りしてくれます。

鈴木はこの駅から車で90分ほどの距離に住んでいるので、
盛大にお見送りして頂けるのは嬉しいんですが若干恥ずかしいものがあります(笑)。

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駅を出ると川面には沢山の鴨が。
うん、来年はこの辺の鴨も狙いに行ってみることにしましょう。


さてさて、網走駅を出発する前に買った駅弁は…

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定番の「かにめし」と、

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鮭といくらがたっぷり乗った「磯宴」でした。

鈴木も網走駅の駅弁を食べるのは初めてなので、
ちょっとワクワクです。いかにもオホーツク!北海道といった感じの駅弁ですね。

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かにめしはオーソドックスなタイプに椎茸の旨煮が添えられたもの。
塩分控えめでなかなか美味しかったです。
無難なチョイスでしたが十分満足できました。

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嫁さんが選んだのは網走駅オリジナルの駅弁「磯宴」。

鮭の塩気がちょっと強めですが、これまたGood。
熱燗と合わせたいところですが、行きの列車で飲んだのでここは我慢。



駅弁紹介サイト「汽車旅は楽しく駅弁」さんによると、
この「磯宴」は期間限定のサロマ湖産カキバージョンや、
かにといくらのバージョン、そしてタラバガニといくらのバージョンもあるそうです。

ただ、カキのバージョンは2002年に終売してしまったとのことなので、
他のバージョンも現在あるかどうかは確認が必要かもしれませんね。

ちなみにこの駅弁を作っている株式会社モリヤ商店さんは、
網走駅の中にあるお食事処「キッチンモリヤ」も運営されています。
連絡先など詳しくは食べログの紹介ページをどうぞ。結構評価高いです。

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娘は駅弁は食べられないので離乳食です(笑)。
大きくなったら一緒に駅弁食べてお酒飲みたいね。

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車内の売店にもひっきりなしにお客さんが買いに来ていました。

中国人観光客らしき人達もいましたが、
ボックス席で皆さんぐっすり眠ってしまっていましたね(笑)。

ノロッコ号の車内は結構寒いんですが、よほど疲れていたんでしょう。

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観光列車らしく、映画「網走番外地」にも登場した
「北浜駅」には10数分停車してくれます。

この駅には展望台が併設されているので…

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頑張って行ってみましたよ(^_^;)
いや~、なんとまぁ寒々しい景色でしょうか。

でもある意味これが真のオホーツク海ですね。

流氷、雪景色、列車…

100年ちょっと前まで、
この地域はまったくといっていいほど開拓されていなかったわけですが、
その当時ここを訪れた人が今のこの景色を見たらどう思うのでしょうか。

我々にとっては「ただの寒々しい景色」でも、
開拓した人にとっては違う景色に見えるのかもしれませんね。

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駅の裏には国道244号線が通っていました。

普段は車移動なので国道からの景色は良く見ますが、
駅からの景色は初めてでしたね。不思議な気分でした。

この国道244号線はとても長い国道で、
網走を基点として知床斜里を通り、そこから南下して北海道最東端の根室まで向かいます。
全線開通が昭和28年とかなり遅いので、やはり難工事だったんでしょうね。


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というわけで網走駅まで無事到着し、
流氷ノロッコ号往復の旅も無事終了!

予想以上に車内が寒く焦りましたが、
だるまストーブに近い席を予約しておいたので助かりました。

こちらのPDFで座席表を確認できますので、
ノロッコ号乗車の際はぜひ参考にしてみてください。

道東方面は北海道の自然を満喫できる最高の観光スポットですが、
自然が豊富な分不便だったり情報が少なかったりするので、
このブログが旅の役に立てば幸いです。

ちなみに知床斜里駅から最も近いホテルはこちらになります。


ルートイングランティア知床斜里駅前

こちらを使うのが無難かなと。

ウトロまで行けばビュッフェが有名な知床第一ホテルさんもありますし、
落ち着いた食事を楽しみたいならホテル清さとさんや、
ヘイゼルグラウスマナーさんがお勧めです。

ちなみに当ブログではヘイゼルグラウスマナーを特集しています。
とてもいいオーベルジュなのでぜひご利用ください。


当ブログの記事はこちら!

道東最高クラスのフレンチで夢のようなひと時を!
 オーベルジュ『ヘイゼルグラウスマナー』!


北の大地のオーベルジュ『ヘイゼルグラウスマナー』の
 ジビエ料理はこんな感じ!








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「流氷ノロッコ号」前編!オホーツク海に漂う流氷を見ながら、ダルマストーブで炙ったスルメをつまみに熱燗(ツカサ・カップ)を一杯!

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こんにちは、鈴木です。
今回ご紹介するのは網走から知床斜里までを繋ぐ観光列車、

[DVD] 流氷ノロッコ号
価格:3099円(税込、送料込)


「流氷ノロッコ号」

です!

網走駅からオホーツク海沿岸を通り、
世界遺産知床に最も近い「知床斜里駅」まで、
のんびりゆっくり走ってくれる観光列車ですね。

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ノロッコ号の車両にはダルマストーブ(石炭ストーブ)が配置されており、
そのストーブの上でスルメを炙ったり、車内販売の日本酒を楽しめます。
なんとも旅情溢れる、クラシカルな旅が楽しめますよ。

今回我々はこのノロッコ号に往復で乗車しましたので、
前後編に分けてご紹介していきます。

ちなみに我々、行きの列車はオホーツク海を向いたベンチ席を取りました。
ノロッコ号はかなり人気が高いので、今回のような景色を楽しみたい場合は
必ず指定席で予約するようにしてくださいね。

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網走駅前です。
この写真では見えませんが、網走駅の入口には「縦書き」の看板があります。
それには…

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(写真はクリックで拡大します)

網走刑務所の受刑者が

「横道にそれることなく、
 真っ直ぐな道を歩んで生きていってほしい」


という思いが込められているそうです。

旧国鉄時代、網走刑務所を出所した受刑者達はみな、
この網走駅から列車に乗って故郷に帰っていったそうですが、
そういった方々への願いが看板に込められているんですね。

こんなコネタを知っておくだけでも、
旅がちょっと楽しくなるんじゃないかなと思います。

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網走駅の構内です。

中はそれほど広くありませんが、
駅と直結しているお食事処がありまして、
そこでウニ丼やらイクラ丼やらも食べられます。

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鈴木達は帰りの便で食べるための駅弁を購入。
どんな駅弁を買ったかは後編のお楽しみということで(笑)。

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発車まで時間があったのでのんびり待っていましたが、
あっという間に天候が激変しご覧の通り(^_^;)。

まぁ、このくらい天気悪い方が荒涼としたオホーツクらしいです(笑)。

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流氷ノロッコ号の運行ルートはこんな感じ。
網走駅を出発し知床斜里駅まで各駅に停車します。

この8つの駅のうち、オホーツク海に最も近いのが「北浜」駅。
映画「網走番外地」やドラマ「みにくいアヒルの子」のロケにも使われました。

[DVD] 網走番外地
価格:3596円(税込、送料込)


若い高倉健さんが格好いいんですよね~。
単純に娯楽作品として楽しい映画なので、ぜひ。

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こちらが流氷ノロッコ号です。
5両編成のうち4両が指定席になっています。

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ご覧の通り、エンブレムが風雪で見えなくなりそうです(^_^;)

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ホームも吹き込んできた雪で真っ白(笑)。
本当は写真撮ってる余裕無いくらい寒いんですが、気合でパチリ。

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オホーツク海沿岸を走る車両らしく、
入口には漁業用のブイが展示されていました。

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指定席はこんな風にベンチ席(左)とボックス席(右)に分かれています。
我々は行きにベンチ席、帰りにボックス席を指定しました。

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各車両に設置されているダルマストーブ。

懐かしいですね~。
鈴木が小学生の頃は教室にこのタイプのストーブが設置されていました。
ストーブに近いと半袖でも暑いくらいなんですが、
離れている席だとジャンパーを着ていても寒くて寒くて…

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3号車には売店が設置されています。
カップ酒やスルメ、でんぷん団子など旅情溢れる品揃え。

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当然まずはカップ酒を購入。
釧路の「福司酒造」が造っている「ツカサ・カップ」です。

ちなみにこのお酒は糖類添加の普通酒ですので、
鈴木のように

「車内売店で買うことに意義がある!」
「ノロッコ号に乗るなら道東の地酒を飲まねば!」


といった無意味なこだわりが無ければ(笑)、
網走駅の中にある売店で「金滴」の純米酒を買うのがお勧めです。

「金滴」は新十津川の日本酒なので道東の地酒ではありませんが、
味の面でいえば遥かに「金滴」の方が上ですので。

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もちろんスルメもゲット。
これをダルマストーブで炙って熱燗を一杯やるわけですよ。

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ちなみに天候がいいと遠くに知床連山を望むこともできます。

先ほど紹介した「オホーツク海に最も近い駅」である「北浜駅」では、
展望台からこんな景色を楽しむことも出来るんですよ。

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なんて話をしながらスルメとカップ酒をセッティング(笑)。
いいですねぇ~。旅してる感溢れてますよ。

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列車が動き出すと、すぐに見えてくるのはグレーのオホーツク海。
晴天もいいですが、荒涼とした天気だと未開拓な北国の雰囲気が楽しめてまた良し。

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ちなみに北海道の開拓が大きく進んだのは明治の初めなんですが、
その道のりは困難を極めました。



冬の厳しさは勿論、ヒグマなどの野生動物による被害も多かったため、
一般の業者を使って開拓するには費用がかかりすぎたんですね。

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そこで当時の明治政府が「囚人を使っての開拓」を計画します。

月形町に樺戸集治監(ゴールデンカムイでも名前だけ登場します)
が作られたのをきっかけに、空知や釧路に大規模な監獄が作られました。

送り込まれた囚人達の強制労働により、
未開の地だった北海道も徐々に開拓が進んでいきます。

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その中でもあまりに気候が激しく、開拓に取り残されていたオホーツク海沿岸ですが、
これも網走刑務所(当時は「網走囚徒外役所」と呼ばれていたそうです)が完成し、
1200名(!)もの囚人が送り込まれたことで徐々に開拓が進みました。
(詳しくは博物館網走監獄のホームページをご覧下さい)

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強制労働に従事した囚人は2人ずつ鉄の鎖で繋がれ、
昼夜兼行で重労働に課せられたそうです。

しかし栄養状態は非常に劣悪で、
怪我や病気で亡くなった囚人はそのまま現場に埋葬されました。

この亡くなった囚人達を慰霊する「鎖塚」は鈴木の住む北見市にも建てられています。

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今でこそ観光列車が走るほど開発されたこの地方ですが、
その陰に大勢の囚人達の血と涙があったことを忘れてはいけないと思います。

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さて、こちらはそんな開拓当時の趣を残す北海道の郷土食、

「でんぷん団子」

です。

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その名の通り、じゃがいものでんぷんと砂糖、
少量の塩と金時豆の煮物を団子状に加工したものです。

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このようにアルミホイルで包んでストーブの上で焼きます。

とても素朴な味わいで「めちゃ美味い!」というものではないんですが、
北海道開拓の歴史に思いを馳せながら食べるというのも一興かと思います。

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ごくごくシンプルな素材で作られているため子供でも安心。

ノロッコ号の指定席にはだるまストーブが一基設置されているだけなので、
このでんぷん団子を少しずつ食べながら暖まるのもなかなか乙なものです。

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ノロッコ号の乗車時間は約1時間ほどなので、
お酒を飲みながらダベっているとあっという間に終点「知床斜里駅」に到着。

我々は少しの間この駅で時間をつぶして、
戻りの列車で駅弁を頂く計画です(笑)。

それでは後編をお楽しみに!



ちなみに網走に泊まるのであれば、
アイヌ文化を学ぶこともできる


「北天の丘 鶴雅リゾート」

がお勧めです。

コンセプトがとてもしっかりしたリゾートホテルで、
温泉はもちろん食事もなかなかいいですよ。

冬に網走を観光するのはかなりコアな北海道リピーターだと思いますので、
こういった文化を学べる設備があるリゾートをお勧めしたいですね。
ご興味のある方はぜひ宿泊してみてください。







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道東プチ旅行!東藻琴『乳酪館』~斜里『知床キッチン 熊湖』~斜里『来運の水』!

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こんばんは、鈴木です。
今回は知床方面をプチ旅行した際の簡単旅行記です。
あえて網走方面を通らず、内陸の大空町東藻琴などを通ってみました。

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ちなみに今回通ったルートはこんな感じ。
北見市内からだと片道100キロくらいなので、
あまり飛ばさなくても楽々日帰り観光できる道のりです。

網走経由で知床に行くルートはもう飽きた~!
という旅好きな方には、このルートは結構お勧めです。
なーんにもないですけどね(笑)。

というわけでしゅっぱーつ!


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裸の大将そっくりな娘(笑)。
お腹が…

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北見から東藻琴町の「乳酪館」までは約45キロ。
チーズ作りのいろいろを学べたりなかなか楽しめるんですが、
大抵の方はここのミルクソフトorカマンベールソフトクリームがお目当て。

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ご覧の通り、展示そっちのけで皆さんソフトクリームに並んでます。
現在は大空町に併合されてしまいましたが、
東藻琴村は美味しいチーズを作るので有名だったんですよね。

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鈴木達は帰りに買うことにして、とりあえずここは退散。
並ぶの嫌ですし(笑)。

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更に40キロ東へ進むと知床の玄関口である斜里町へ到着。
知床斜里駅より東に進む汽車(電車じゃないですよ)は無いので、
公共交通機関で知床に向かうのであればここからバスに乗る必要があります。

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知床斜里駅からほど近くにあるのが「道の駅 しゃり」。
オホーツク海の海の幸を中心に、エゾシカを使ったぎょうざや北海道名物のいもだんごなど、
色々取り揃えています。ちなみにここで売っているサクラマスの一夜干しは絶品。
観光地価格かもしれませんが、一度買う価値はある美味しさです。

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ほっけの一夜干しやカラフトマスなども取り扱っています。
稀にケイジ(鮭児)があったりもするのでお見逃し無く。

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道の駅しゃりから道路を挟んだところにあるのが、
「知床キッチン 熊湖(くまこ)」。
鈴木も初めて入るお店だったんですが、これが意外といけたんですよ!

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地元の食材を一度に味わえる「知床ブランド御膳」も惹かれますが、
なんとお値段2,100円(税込)…

いくらいいものを揃えているとはいえ、
本州から来ているわけでもないので観光地価格のメニューはパス。

しかしですねぇ…
この知床ブランド御膳のお品書き、なかなかそそるんですよ…

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 ・斜里町前浜のいくら醤油漬け
   斜里の前浜で水揚げされる秋鮭の卵をオリジナル醤油だれと
   職人の技で漬け込んだ一品。
   粒の芯まで醤油をしみこませるノンドリップ製法を採用。

 ・鮭親子漬け
   自慢のいくらと鮭のルイベを独自の調味液で合わせてみました。

 ・オホーツクサーモン(からふとます)の花笠漬け
   脂のりの良いカラフトマスに塩、麹、米を三五八の割合で漬けて熟成。

 ・サチク赤豚
   大麦主体の植物性の餌で育てられた道東では結構有名なブランド豚です。
   しょうが焼きにして提供されているようでした。

 ・鮭酢〆
   斜里の前浜で水揚げされた雄の鮭を塩でしめ、
   酢とワインで調味し熟成。

 ・エゾシカ餃子

   知床は養鹿(ようろく、と読みます)施設があるんですよねぇ…
   我々が住んでいる北見市では、スーパーでここのエゾシカが買えます。
   ギョウジャニンニク(アイヌ語でプクサなど)入りでなかなか食べ応えのある餃子。

 ・斜里産ニンジンジュースゼリー
   100%斜里産のニンジンジュースで作ったゼリー。

 ・知床産でんぷん団子
   これは知床しゃりブランド品ではありません、とのことですが、
   実質この商品が一番北海道っぽい気がしますね。
   ただジャガイモのでんぷんを練って焼いただけの団子なんですが、
   中に金時豆が入っていて素朴な甘さが楽しめます。

とまぁこんな感じで、結構こだわって作られているようです。
遠方から来られる方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。



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とはいえ鈴木は地元民なので、外れの無さそうな、
知床産一夜干しサクラマス定食(1,102円)をチョイス。

どうせサクラマスの切り身がぺろっとあるだけだろ、
なーんて甘く見ていましたが…

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サクラマス半身って(笑)。
これで1,102円(税込)だと利益かなり圧縮されるんじゃないですか?

しかもこのサクラマス、見た目のボリューム感以上に味がいい!!

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確かさっき見た道の駅では1枚1,500円くらいだったと思いますが、
これほど美味いなら土産品として買うのは全然アリですね。
(地元民なのに買ってしまった…)

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嫁さんは何故かスパゲティにミートソースとカツが載っている、
釧路のB級グルメっぽいものをチョイス(笑)。
いや、これが正常な地元民の選択かもしれませんが(^_^;)

これもまた、意外(と言っては失礼なんですけど)に美味しくてびっくり。
なんだここ?思ったより本格的な店なのか…?と、
ちょっとゴローちゃん的に(脳内で)つぶやいてしまうくらい、
きちんと「ウマいもの」が出てきて驚きましたよ。

お酒も北海道の地酒がそこそこ揃っていた気がするので、

知床ブランド御膳をつまみ兼食事として楽しみつつ、

北海道の地酒をグイグイいくというのもアリだな…


なんて思ってしまいました。
う~ん、こういうとこで美味しいと嬉しい誤算に感じますね。


予想外の美味しい食事に満足したら、
水の質が良いことで有名な「来運神社」へ。

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雰囲気が「もののけ姫」に出てくる「シシ神の森」っぽいとのことで、
ちょっと行ってみたかったんですよね。

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おぉ~、確かに苔むしててそれっぽい感はあります。

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が、有名すぎるのか観光客が多くて情緒は無いです(笑)。

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美味しい水(硬水っぽかったですね)を沢山汲んで、退散。
ここの近くにはこの水を使った美味しいお蕎麦屋さんがあるので、
観光の方はぜひ行ってみるべきだと思います。

蕎麦処「らいうん」というプレハブの小さい小さい店で、
食べログでも3.5の高得点を挙げている隠れた名店です。
夏季は月水金の3日が休みなので、行くならスケジュール調整必須ですね。


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来運神社を後にしたらそのまま元来た道を戻って再度「乳酪館」へ。
ここでソフトクリームを食べたら…

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自由に子供を遊ばせることのできる広場がすぐそばにあるので、
ここでのんびり散歩しながら休憩。
芝生の感触が嫌なのか、泣きまくる娘(^_^;) ゴメンネ

いや、ほんとになーーんにも無いところなんですが、
それだけにのんびりできるんですよね。人も少ないですし。

たまにはこういう、のほほんとした旅行もいいかなと思います。
ぜひ機会があれば行ってみてくださいね。


今回行った知床しゃりの道の駅から至近のホテルがこちら。
天然温泉付きで部屋も非常~~~~に綺麗です。

ウトロに比べてこの辺はまだ交通アクセスが良いので、
知床観光前に一泊しておくとかなり旅程が楽になります。

斜里の町はそれなりに夜食べるお店もあるので、
(逆にウトロまで行ってしまうとホテルで食べるしかほぼ無い)
地元民が食べている食事が食べたい!という場合は、
実はウトロに泊まるより斜里の方が良かったりするんですよ。

知床里味ブランド一夜干し50

知床里味ブランド一夜干し50
価格:5,400円(税込、送料別)


めちゃめちゃ美味い一夜干しセット。
北海道は魚の種類に乏しいのが難といえば難ですが、
やはりそれを補ってあまりある味の良さがありますね。


買いに行くのが面倒臭い、注文して届くまでのタイムラグが嫌、
という方のために電子書籍のるるぶを。
PCの前にいながら観光雑誌が読めるのは今の時代ならではですよね。

今回の記事はかなりニッチなところを突いているので、
オーソドックスな観光地を確認したい時はこちらをどうぞ。


というわけで、久々の道東観光シリーズでしたがいかがでしたか?
他にも面白いところ、美味しいところは色々ありますので、
どんどん紹介していこうと思います。お楽しみに!
 
キノコやタヌキを採って(獲って)食べてます。アパート買って直したり仮想通貨投資もしてます(原資は狩猟でゲット)。また2019年北海道北見市にフランス料理の惣菜店兼レストランを開業予定。 狩猟採集でゲットした獲物も提供していきますよ〜!
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