
こんにちは、鈴木です。
今回は網走の「ペンション わにの家」をご紹介します!


こちらのペンション、網走ではかなりの老舗なんですが、イタリアンのシェフが経営しているということもあって評判は上々。
以前から泊まってみたいな~と思っていました。
何より、8,000円台の価格で本格イタリアンのフルコースが楽しめるとか。
普通に宿泊するだけでもそのくらいするところがざらにあるのに、観光地網走でこの値段は嬉しい以外の何者でもないですよ。

入口は本当に普通の家です(笑)。
玄関もとっても綺麗でした。

洋室がメインなんですが、我々は小さい赤ちゃん連れだったので和室をチョイス。

娘も大喜び(笑)。
『ペンション わにの家』のお風呂は家庭用のお風呂なんですが、宿泊者が多い場合は順番で使うようです。
この日は我々のみだったので、使い放題でした(笑)。

ディナーはダイニングルームで。
全席禁煙なのが嬉しいです。

オホーツクの魚介を目一杯使った前菜盛り合わせ。
どれも全て手作りで、丁寧な仕込みです。

今回は最初にワインではなくイタリアのビールを。
「ビッラ メッシーナ(BIRRA MESSINA)」。
![]() ビッラ・メッシーナ 330ml瓶 |
シチリア島のビールで、かなり軽い飲み口。

イタリアンのコースの食前酒としてはバッチリです。

ちょっと手を付けてしまってますが、手作りのラビオリ。
これがまた…シンプルな見た目なのにとても美味しいんですわ。
ホワイトソースの作りが丁寧!老舗らしい安定感です。

グラスの白ワインに切り替えて…

オホーツクのホタテや海老がたっぷりのトマトクリームパスタ。
麺はフィットチーネでした。当然手打ちの生パスタです。

ソースの味付けも絶妙!
「塩梅がいい」
という言葉を久しぶりに使いたくなりました(笑)。

網走産のタラとアサリを使ったアクアパッツァ。
自宅で作るアクアパッツァはかなり濃厚なタイプなので、
こういう上品なアクアパッツァは「レストランに来たな~」感があります。

ブロード(出汁)に品がありましたね。

ちなみにグラスワインの価格はご覧の通り。
ちゃんと食後酒にグラッパも用意されています。

また数は少ないながらもワインリストが用意されており、
とても8,000円台でフルコースが食べられて宿泊できる施設とは思えません(笑)。

赤ワインもご覧の通り。
今回は「ウマニ・ロンキ・ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」をチョイス。
![]() ウマニ・ロンキ ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 750ml【楽天24】[ウマニ・ロ… |
鈴木は「神の雫」を読んだことはないんですが、
どうもこのワインが取り上げられたようですね。

シェフが「ちょっと冷えてるしまだ若いかも…」と、ポワラー(ワインを空気に触れさせてくれるアイテム)を付けてくれました。
こういうちょっとした心遣いが嬉しいです。

肉料理は網走産の豚のソテー(イタリアンだと何ていうのかな?)。
シンプルなバルサミコとオリーブオイルのソースで、お肉の味を前面に出した感じでしたね。

これももちろん美味しかったんですが、温かい前菜のラビオリとパスタ、アクアパッツァが出色の美味さだったので、ちょっと見劣りしちゃったかな。赤ワインじゃなく白の方が良かったですね。
やはり網走は海産物の町だな~と実感しました。

デザートは自家製のティラミスとカタラーナ。
あっさりしていてこれまたGood。

おまけになんと娘の分のプチデザートも作ってくれて、ハッピーバースデーのプレゼント付き!
お料理も美味しく、ホスピタリティもバッチリ。
これは長く続けられるのもむべなるかな、ですね。

娘もお腹一杯で大満足。
ぐっすり眠って…

翌日の朝食も手作り感があって良かったですよ~。

サラダ・パスタ・ハム・スクランブルエッグに、


自家製パンのピザトーストとミネストローネが付いてきます。

これで宿泊費(ワインは除きます)は一人8,000円台ですから、下手なところに泊まるんだったら鈴木はこちらを勧めますね。
「ペンション わにの家」。
普通の観光で来られる方はもちろん、ゴールデンカムイの聖地巡礼をするならぜひ選択肢に入れてください。
地元の食材も満喫できますし、きっと満足してもらえると思います。

