銀行から融資を受ける…
鈴木は自営で仕事を始めてもう12年になりますが、
今まで一度も融資というものを受けたことがありませんでした。
鈴木が起業したのはいわゆる「1円企業」が流行り始めた頃でして、
確か北海道K市内の1円企業第1号であったと記憶しています。
独立して数ヶ月で地元紙が取材に来たのをよく覚えていますが、
「よく立ち上げ直後で実績もない会社に取材に来るなぁ」
と思いましたね(^_^;)
そのまま低空飛行ながらも経営を続けて今に至るわけですが、
それまで一度も銀行さんにお世話になったことが無いというのは、
ちょっと珍しいかもしれません。
今回融資を受けることにしたのは
「賃貸アパートの経営」
をすることにしたからなのですが、
さすがに手持ち現金だけではアパートを買うには資金不足です。
なので開業12年目にしてついに融資を受けることにしたわけですが、
初めての融資ということもあり、
いろいろ驚くこと、大変だったことが色々とありました。
特に不動産投資は通常
「融資を受ける」
ということに無縁のサラリーマンの方も多いはず。
となると、融資を受けるに当たっての心構えや体験談は、
これから銀行に行くつもりのサラリーマンの方に役立つのではないかと思い書き記すことにしました。
記事は何回かに分けて書こうと思いますが、
一つの記事でも必ず何らかの発見があるようにしたいと考えています。
というわけでようやく本文に入りますが、
融資をスムーズに受ける上で最も大事なこと、それは
「必要な書類をとにかく素早く用意すること」
に限ると感じました。
銀行さんにとって「融資を受けたい」という方はいわば「お客様」ですから、
当然無下にはしません。
ただ、銀行さんの視点に立って考えると、
「実現の可能性に乏しい事業計画」
を持ってくる方にはお金を貸せません(返済が滞る可能性がある)から、
その方は「お客様候補」からは漏れますよね。
つまり、銀行さんに話を持っていく時点で
「見ただけで回収の見込みがあるとわかる事業計画書」
を持っていくことが融資を受ける最大の近道になるわけです。
鈴木は今回2100万円の融資を受けるにあたり、
実際に銀行さんに足を運んだのは2回です。
2000万円以上の大金を借りるなんて初めてのことなので、
それなりに手間がかかるだろうなと思っていたんですが、
準備さえ用意周到にしておけば、
予想以上にスムーズにお金って借りられるんだと驚きましたね。
予想以上にスムーズにお金って借りられるんだと驚きましたね。
今回融資を受けるにあたり、
銀行さんがとても高く評価していたのが「シミュレーション」です。
鈴木は「不動産投資1年目の教科書」という本の付録についている、
エクセルのシミュレーションソフトを使いましたが、
このソフトは非常に有能ですよ。
![]() 不動産投資1年目の教科書 [ 玉川陽介 ] |
必要な項目に数値を入れていくだけで、
銀行さんが驚くくらい精密なシミュレーションが完成します。
鈴木は数値を厳しく入れすぎて、銀行さんから
「うちの試算より負荷をかけてますね(笑)」
と言われてしまいました。
もちろん、シミュレーションの時点で厳しく見ているからといって、
投資が成功するとは思っていません。
そもそも初めての経験ですし、
予想外のことが色々起こって手残りは僅か…
という可能性も十分に考えられます。
ただ、そのくらい厳しく考えてきちんと資料を準備することで、
融資というものは思ったよりスムーズにおりるということがわかりました。
「銀行から融資を受けるには綿密な下準備が大事!」
物凄く当たり前のことを書いちゃってますが、
融資を受ける(大金を借りる)にあたって、
意外とこの当たり前ができていない方も多いのではないかと思います。
以降の記事では、融資を受ける前段階で、
他に自分がどのような調査や計算をしたのかお伝えしていこうと思います。
鈴木のnoteマガジン、
「ザッツレアグルメ!
~現役ハンターのレア食材料理~」
はこちらからご覧頂けます。