前の記事で紹介した『リビングポスト(卓上小物入れ)』と合わせて妻が購入したのがこちら。
![]() BOX〜箱の中に何かいる〜(1) [ 諸星 大二郎 ] |
『BOX ~箱の中に何かいる~』
です。
鈴木は妻の影響で諸星大二郎先生の作品を好きになってしまったんですが、先生の作品はオンリーワンな独特の雰囲気がありますよね。
「妖怪ハンター」のような有名な作品も好きですが、鈴木はその中でもディストピアな雰囲気のある作品が特に好きです。
諸星大二郎先生というと「暗黒神話」が最強に有名(ファミコンゲームにもなってますしね)ですが、鈴木は長野の諏訪地方が大好き(お酒的にも食事的にも文化的にも)なので、諏訪が結構な重要ポイントとしてこの作品に登場したのはなんとなく嬉しかったのを思い出します。
諏訪は自転車で何度も走り回って色々写真を撮ったりしているので、機会があれば紹介したいところ。
ほんと、あの辺ってどんな小さなお社でも必ず四隅に御柱が建っているんですよ。
自転車で走り回っているとそういう細かなところまで目が行き届くので、あの辺を旅行される方はレンタサイクルを使うことをお勧めします。
特に諏訪大社前宮から本宮の周辺は、昔ながらの家が立ち並ぶ中に水が流れていて、かなりいい雰囲気。
今回購入した『BOX ~箱の中に何かいる~』は脱出ものとのことで、今から読むのが楽しみです。
2017年4月21日追記
読みました~!
アマゾンレビューにもある通り、確かに今までの諸星作品には出てこないような設定のキャラが何人かいますね。
とはいえ、普通の学園生活に謎めいた存在が侵食してくる感じは今までの作品と共通しています。
鈴木が気に入ったのは「箱」の中で唯一自由奔放に振舞っている「キョウコ」さん。
このキャラがいるお陰で、「CUBE」のような密室ものでありながら閉塞感があまりありません(笑)。
まだ1巻が出たばかりですが、これからどうなるか楽しみです。